そもそも、ネパールカレーってどうやって食べるのが正解? 答えは藤沢のKalashに!
横浜ウォーカー
ワンプレートの中に、カレーや炒め物、サラダやライスが盛られた、ネパールの家庭料理「ダルバート」。好きに食べるのもいいけれど、せっかくだから本場の食べ方が知りたい!
豆スープと「チャトニ」で味変を楽しもう

藤沢駅から徒歩10分、ネパール出身のシェフが作る、本格派ネパール料理の店「カラッシュ」。普段はライスにカレーをかけて、サイドメニューも合間に味わって …という食べ方だが、果たしてネパール流の正しい食べ方は? 席に着き、メニューを見ていると、そこには正しい食べ方が紹介されていた。
1.普通にそれぞれのカレーを味わう
2.ご飯の上に、ダル(豆)スープとカレーを少量ずつかけて、混ぜて食べる
3.トマトベースの酸味ペースト「チャトニ」を混ぜると、また味わいが変わる
4.あればロティにつける。辛さが足りない時はチリペーストを使う
ロティとは、未精製、皮付きの小麦粉細く挽いた「アタ粉」を原料に作られた、ネパールやインドで食べられているパンのこと。
イチオシは「ダルバトセット+マトンカレー」(1,100円)。ライス右下から時計まわりにマトンカレー、チキンカレー、カレー風味の炒め物、ダル(豆)スープ。ライスはバスマティライス。中央にあるのがトマトベースの酸味ペースト「チャトニ」。店によって、チャトニの味が違うのも、ネパールの家庭料理ならでは。チキンカレーは辛さが1〜5まで選べる。ランチタイムメニューで、サラダ、ドリンク付きとお得だ。
ディナータイムはサイドメニューも要注目!

ネパール風お好み焼き「チャタマリ」(500円)は、生地は外側はカリッ、中はモチモチ食感の米パウダーで作ったもの。その上にひき肉や目玉焼きがトッピングされている。ライスピザのような味わいで、サイドメニューにピッタリ!
ネパールのドリンクも充実

ランチのセットになっているソフトドリンクはラッシー、チャイ、コーヒー、ウーロン茶など。写真のアイスチャイは単品注文の場合は300円。お酒はネパールラムのロック(400円)、ラムコーラ(450円)、ラムチャイ(450円)などラムだけでもアレンジいろいろ。ネパールのそば焼酎「KODO FAPER」「KO RAKSHI」(各400円)もある。



ランチタイムはテイクアウト500円〜。ロティはつかないので、ディナータイムなどに頼むのがおすすめ。
豆スープと器中央にあるペースト「チャトニ」で味を幾重にも変化させるのが本場のスタイル。好きな味・好きな辛さにアレンジして、ネパールカレーをもっと楽しんでみよう!
取材・文=石澤理香子、撮影=小嶋 裕