眺めるだけでも楽しい、フランス語専門書店のおすすめ本

東京ウォーカー

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フランスとの縁深さで知られる神楽坂。その理由を作ったのが1952年に設立された東京日仏学院、現アンスティチュ・フランセ東京だ。フランス政府公式機関で、フランス語講座のみならず、展覧会や映画上映、コンサートやセミナーなど、フランスの“今”を届けるべく様々な文化イベントを開催している。そのアンスティチュ・フランセ東京の玄関口にあるのがフランス語専門書店の「RIVE GAUCHE(リヴ・ゴーシュ)」。

フランス語で“左岸”を意味する「RIVE GAUCHE」。ビビッドなカラーリングに看板のフォントはパリの風情


「RIVE GAUCHE」とは、カルチェ・ラタンやモンパルナスなど、パリの中でも文化的なエリアと言われる“左岸”の意味。その名に相応しく、深いグリーンとレッドが印象的な店構えはまさに「プチ・パリ」と言ったところ。

【写真を見る】書籍だけではなく、フランスの文房具なども扱っている


決して広くはない店内だが、フランス語教材、雑誌、小説、絵本とさまざまなジャンルの本、2000冊が出迎えてくれる。1947年創業、飯田橋に本店を構えるフランス語専門書店の欧明社が手がけているとあって、フランス語初心者にも上級者にも応えてくれる頼もしい品揃えだ。

フランス語ができなくても楽しめるおすすめ本はこちら


【左】クリームチーズの「KIRI」を使ったレシピ本918円。【右】コンフィチュールのレシピ本1080円


まずおすすめなのは見た目もかわいらしいレシピ本。日本のスーパーでもよく見かける、フランスのクリームチーズ「KIRI(キリ)」そのものの見た目をしたレシピ集は30種類の「KIRI」を使ったレシピが掲載されている。レシピ本は比較的短い文章で構成されているので、フランス語初心者にもとっつきやすい。ジャム瓶の形をしたコンフィチュールのレシピ集はちょっとしたプレゼントにもよさそう。

パリの名所が描かれたポップアップの絵本。110✕100mmというサイズは飾るのにも便利


パリの名所についての説明がフランス語で書かれている。写真はムーラン・ルージュに凱旋門


「PARIS」と描かれた函から本を取り出すと、蛇腹折りになったポップアップの絵本が出てくる。絵本に描かれたのはエッフェル塔やオペラ座など、フランス名所たちだ。フランス語で名所についての説明も書かれている。柔らかなタッチのイラストはインテリアにもぴったり。同じシリーズでルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿のものもある。

2018年4月にアニメ化もされて話題の『ゴールデンカムイ』(野田サトル)も仏語訳されている


フランスでは日本の漫画が大人気!世界でも有数の日本漫画消費国として知られている。そのため『ドラえもん』や『ベルサイユのばら』といった名作から、『ゴールデンカムイ』のような連載中の作品まで多くの作品の仏訳が出版されている。漫画には絵がある分、小説よりもわかりやすく、また、日本語版を持っていれば、見比べることでどのセリフがどのように訳されているのかわかる。とっつきやすいフランス語書籍から、フランスに一歩近づいてみてはいかが?

東京ウォーカー編集部

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