<2018年夏・決定版>福岡でハズせない!水炊きのおいしい店5選
九州ウォーカー
とり田 博多本店
スタイリッシュな店内で、本格的な博多水炊きを味わえる「とり田(でん) 博多本店」(福岡市博多区)。博多本店の他、薬院にも店を構え、宴会や女子会、観光など幅広いシーンに利用される。グループとして、水炊き以外にも、担々麺と唐揚げの店も福岡市内に3店舗展開している。

とり田の水炊きは「梅」(3800円、税別)、「竹」(4800円、税別)、「松」(5800円、税別)の3コースをそろえる。特徴は、九州産の丸鶏を6時間煮込んだ白濁スープ。まずは芳醇なスープを味わい、次に「博多葱」のしゃぶしゃぶと鶏肉を一緒に食すのが“とり田流”だ。つみれや野菜を味わったら、最後は雑炊かラーメンで〆る。

おすすめの「竹」コースは、前菜2種類とゴマサバ、とり天、水炊き、雑炊またはラーメン、デザートと、九州名物を一度に楽しむことができ、観光客にも喜ばれている。


1階はオープンキッチンのテーブル席に加え、カウンター席とソファ席、2階は畳の腰掛けが心地よい大広間を用意。個室もあるのでビジネスシーンにも重宝する。平日は15時まで、水炊き(2800円、税別)や「親子丼」(950円)などのランチメニューも提供する。
[とり田 博多本店]福岡県福岡市博多区下川端町10-5博多麹屋番ビル1F / 092-272-0920 / 11:30~23:00(LO21:30) / 不定休
博多水たき 濱田屋 本店
キャナルシティ博多近くにある「博多水たき 濱田屋 本店」(福岡市博多区)。水炊きの名店で修業した店主が「気軽に水炊きを味わって欲しい」との思いで、2012年に店屋町店、2017年に本店をオープン。スタイリッシュな和モダン空間で楽しむ水炊きは、女性や若い方からも支持を集める。

店の代名詞にもなる水炊きは、スープと鶏にこだわりを持つ。生後90日の赤鶏を使用することで、臭みがなく、鶏本来の旨味を引き出す。スープには新鮮な鶏ガラを贅沢に使用し、短時間で一気に炊き上げることでコクがありながらもあっさりとした味わいに仕上げる。

コース(3780円)やセット(2484円)、ランチ限定の「水炊き御膳」(1814円)など、 お昼から水炊きを味わえるのも濱田屋の魅力。自慢のスープを味わってもらえるよう、野菜を入れる前のスープが別皿にとってある。デザートまで付いてこの価格はお値打ちだ。


店内には少人数から50名まで利用できるテーブル席をはじめ、テーブルの個室、掘りごたつの個室など人数や利用シーンに合わせて選べる席を設置。仲居が各テーブルについて鍋のお世話をしてくれるので、心置きなく食事を楽しむことができる。
[博多水たき 濱田屋 本店]福岡県福岡市博多区住吉1-1-9 RJRプレシア博多201 / 092-292-8412 / 11:30~15:00(LO14:30)17:00~22:00(LO21:30) / 不定休
博多味処水炊き いろは 本店
1953(昭和28)年に創業した、博多水炊きの老舗「博多味処水炊き いろは 本店」(福岡市博多区)。創業当時はすき焼きの名店として知られていたが、1965(昭和40)年頃に店の代名詞とも言える水炊きが登場し、現在は4代目が伝統の味を守る。福岡だけでなく全国各地から連日多くのお客が訪れ、有名人にもファンが多い。

一番人気「地鶏水炊き」(4700円)の主役となる鶏は、厳選した佐賀の赤鶏を使用。味の決め手となる白濁スープは赤鶏からダシをとり、灰汁をとりながら時間をかけて丁寧に仕上げる。自家製ポン酢が、鶏肉や野菜の旨味をさらに引き立てる。

水炊きはつけ出し、野菜、鶏ミンチが付いたコース(5070円)で堪能。食材の旨味が染み出たスープを使い、雑炊かちゃんぽんで〆る。他にも、カリッとジューシーな「手羽先唐揚げ」(860円)など、単品メニューも豊富に並ぶ。


1階はテーブル席、2階は個室と座敷席、3階は50人まで利用できる座敷席と、少人数から団体利用まで幅広く活用できる。店の中は有名人のサインや写真がズラリと貼られ、その人気の高さを物語っている。席が埋まっている可能性が高いので、事前に予約をしておこう。
[博多味処水炊き いろは 本店]福岡県福岡市博多区上川端町14-27 いろはビル / 092-281-0200 / 18:00~23:00(LO22:00) 、日曜~22:00(LO21:00) / 月曜休み
水たき料亭 博多 華味鳥 中洲本店
1949(昭和24)年に創業した水炊きの名店「水たき料亭 博多 華味鳥(はなみどり)」(福岡市博多区)。福岡市内以外にも、さらに大阪や東京などの日本各地や海外にも店舗を展開する。水炊きの他にも、鶏ソバやとり割烹、とり酒場など、独自の系列店で鶏料理を楽しむことができる。

こだわりは自社で育てる銘柄鶏「華味鳥」。創業者の河津善陽氏が「水炊きの美味しさの秘訣は、原点である鶏のおいしさにある」ことに気づき、明るい開放鶏舎でオリジナルの専用飼料を与えて大切に育てる。

水炊き(味コース3300円~)は、その鶏ガラを8時間煮込んだ自慢のスープが自慢。コースにも入る「華味鳥生ハムと親鳥のたたき」(単品1350円)や、「水たき唐揚げ」(650円)、「華味鳥特製たれつくね」(580円)など、一品ものも多くそろえる。


中洲本店は5階建てのビル。1階は掘りごたつの席、2階は宴会に利用できる大広間、3階は椅子席がメイン、4階はテーブルの個室、5階は会食や記念日利用に最適な贅沢な空間「美秀庵」と、それぞれのフロアで違った趣が楽しめる。※2018年10月から一部メニューに価格変更あり
[水たき料亭 博多 華味鳥 中洲本店]福岡県福岡市博多区中洲5-4-24 トリゼンビル1~5F / 092-263-0322 / 月曜~土曜17:00~24:00(LO22:30)、 日曜・祝日~22:00(LO21:00)
博多水たき元祖 水月
創業1905(明治38)年。博多の地で110年以上の歴史を持つ「博多水たき元祖 水月(すいげつ)」(福岡市中央区)。初代の林田平三郎氏が洋食のコンソメと中華料理にヒントを得て、日本風にアレンジしたのが現在の水炊きの始まりと言われる。現在は3代目の三郎さんが、伝統の味を守り続けている。

水炊き(Bコース5300円~)には、九州産の若鶏を使用。水と鶏だけを煮込んで作るコンソメ風のスープはすっきりとしながらコクのある味わいが特徴だ。鶏肉は柔らかく、鶏ミンチはふわふわ食感。各席に仲居さんが付いて鍋の世話をしてくれるので、一番美味しい状態を味わえる。

他にも、塩焼や肝甘露煮などの単品メニューを用意。ジューシーな味わいと、大きなサイズが魅力の「鳥唐揚げ」(1500円)も人気。付け合わせのさっぱりとしたコールスローとの相性も抜群だ。


席は1階と2階の合わせて85席。2名から利用できる掘りこたつ席や座敷の他に最大40人利用できる個室も用意される。水炊きの元祖として知られ、地元のみならず観光客の利用も多い。遠方で食べられない…という人のために鍋に入れて温めるだけの「お取り寄せ水炊きセット」も販売(9720円~、別途送料)する。
[博多水たき元祖 水月]福岡県福岡市中央区平尾3-16-14 / 092-531-0031 / 17:00~22:00(LO20:30)※予約は20:00まで / 月曜(祝日の場合は営業)休み
九州ウォーカー編集部
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