ヘルシーなスリランカカレーを食べて暑さを乗り切ろう!
横浜ウォーカー

気温40度超えや大雨もあった今年の夏。ダルかったりグッスリ眠れなかったり…など、暑さからくるダメージが気付かないうちにたまっているのでは? そんなときこそ、体にいいスパイスをたくさんとって中からリセット!
野菜もタップリ、油控えめのヘルシーなスリランカカレーを食べに、海老名市へGO!
スリランカ出身の夫婦が作る豪快かつリーズナブルなプレート


市内全部が世界遺産という、スリランカ中部の都市・カンディ出身の夫婦が作るのは、ボリューミーなのに野菜たっぷりで、ペロっと食べられるヘルシーなカレープレート。ご主人のレスリーさんいわく「スリランカのカレーって辛いイメージがあるかもしれませんが、そんなことは全くありません。スパイスをふんだんに使っているのが特徴で、辛さの調節はリクエストしていただければ大丈夫ですよ」とのこと。お子様メニュー(500円)もあり、辛くないメニューもいろいろ。
今の季節は野菜をタップリ使った料理も多く、「野菜ライスワンプレート」(800円)などがおすすめ。また、スリランカの麺料理も人気があり、「野菜麺」(800円)や「シーフード麺」(1,100円)なども評判が高い。
ちなみにこの日のプレートは、4種のカレーに2種のサラダ、2種の炒め物、ココナッツサンボル、おせんべいのパパダンなどが一皿に美しく盛りつけられ、ミルクティーが付いて(900円)と、とってもリーズナブル。公表できるだけで17種のスパイスを巧みに使い分け、おかずそれぞれの味が違うのに驚き!
スリランカの揚げ物は、どこかなつかしい味

丸いのは魚のカトゥレット、長いのはチキンのロール、それぞれ1個(250円)。写真ではわかりにくいが、カトゥレットは直径約7cm、ロールは長さ約13cm。なので、1個を2~3人でシェアするのがおすすめ。マッシュポテトで魚やチキンを包んで揚げているので、カツレツというよりはコロッケに近い味わい。なつかしくてやさしい味わいにホッとする。
刺激が欲しいなら…デヴィルチキンで火を噴く辛さを
刺激が欲しい! 激辛大好き! というひとにおすすめなのが「デヴィルチキン」(800円)。この”デヴィル”は、悪魔という意味ではなく、「赤い」という意味。その赤いソースがとにかく辛ウマ!添えられたレモンを絞って味わおう。

夫婦の店だからこそのアットホームな雰囲気
初めて来た人もなぜか心和んでしまうのは、ご夫婦でやっているアットホームな雰囲気が伝わってくるから。ランチタイムには米軍の人もやってきて、店内が、ここどこの国?みたいな空間になることもあるが、それもこの店の良さ。ご主人のレスリーさんに、出身地のカンディの街のお祭りや世界遺産、ゾウの話などを聞くのもおすすめ。2017年にオープンしてまだ1年だが、価格とボリューム、おいしさに、今後人気が出る可能性大!


今年の夏の暑さで体調がイマイチかなぁ、という人にはぜひ食べてもらいたい、見た目の美しさ、スパイスのバラエティ豊富さ、そしてヘルシーさがクセになるスリランカカレー。
まだまだキツイ暑さに勝つには、暑い国の食べ物でリセットしよう!
取材・文=石澤理香子、撮影=小嶋 裕