ゆずが”原点”伊勢佐木町でシークレットライブを開催!

横浜ウォーカー

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11年ぶりに2人だけのツアーを7/15(木)から行う「ゆず」が、7/12(月)、彼らの“原点”である横浜・伊勢佐木町でシークレットライブを行った。このライブは、伊勢佐木町の商店街でゆずにゆかりの人約50人だけを招いたプレミアムなもの。招待客の中には林文子横浜市長も! 幸運にもこのライブに参加を許された記者がそのライブの模様をレポートします!

場所は彼らが名付け親となった、5月にオープンした伊勢佐木町のライブスペース「クロスストリート」。スタートは19:00。会場に集まったゲストには、「自分たちの大切な原点である伊勢佐木町でLIVEが出来る事を心から嬉しく想っています」と書かれた彼ら手書きのメッセージが手渡された。

会場には「ゆず 2人だけの弾き語りライブ」の小さなボードのみ。偶然にもそれを見つけた通りすがりの人の輪は、スタート時間には何重にもなっていた。

「ただいま〜!!」のあいさつで始まったシークレットライブ。最初の曲は「手紙」。曲の途中で自ら手紙を取り出した北川悠仁さんはそれを読み上げる。

「96年にここ伊勢佐木町で歌い始めて今年で14年目です。その間には楽しいことだけではなく、大変なこともありましたが、家族や仲間、そしてジモト横浜に支えられここまで来ました。その思いは僕たちの心と体に脈々と行き続けています。通称『ザキ』でライブができてうれしいです」

続いては彼らが路上ライブでよく歌っていたという「地下街」。会場に来た人にもなじみだったのか、「おお」とどよめきが起こった。

曲が終わると岩沢厚治さんから、「クロスストリート、名前を付けるのはいいけど、付けるだけつけて何もしないのはね〜」と、ライブを行うきっかけが冗談交じりで語られた。

続いて「岡村ムラムラブギウギ」「夏色」。夏色では、林市長にも「1、2、3、Hey!」のコールをお願いするほほえましい場面も。「栄光の架け橋」で会場が感動に包まれたところで岩沢さんのハーモニカから蛍の光が…。98年8月30日、最後の路上で歌った歌ということで「シュビドゥバ」を演奏して終演となった。

彼らが路上ライブを行っていた当時、松坂屋に勤務し、現在は伊勢佐木町1・2丁目地区商店街振興組合専務理事の石田隆さんは「彼らは本当にすごいんですよ。当時からライブのあとはごみを片付けたり、家が遠いファンに終電で帰るように促したり」と思い出を語った。会場に招かれた50人をどうやって選んだのかについては「それはもう…大変でした」と言葉を濁したが、「ゆずの2人の気持ちが本当にありがたい。伊勢佐木として彼らを誇りに思う」と感慨深げに語った。

たくさんの感謝の言葉とともに会場を後にしたゆずだったが、お客のリクエストに答えて再び姿を現すと、サインや写真撮影に気軽に応じていた。また、ライブ会場の壁にサインを記した。

どこまで羽ばたいてもきちんと原点に恩返しをするゆず。そんな彼らの真摯な姿に、ファンがまた増えた一夜だった。【横浜ウォーカー】

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