バイヤーや食のプロがガチ評価!上野の手みやげランキング
東京ウォーカー(全国版)
これまでは老舗や和菓子のイメージが強かった、上野エリアの手みやげ。でも、最近のトレンドは何と言ってもパンダ!見ているだけで胸がときめく、キュートな手みやげが勢ぞろいしている。
そんな上野エリアの手みやげを、都内某百貨店バイヤー、都内某商業施設ショップ担当、スイーツジャーナリスト・平岩理緒さん、東京ウォーカー編集部・大澤政紀の4名が実食し、得点化。全9品をランキング形式で紹介しよう。
第9位:ブールミッシュ エキュート上野店「パンダのマカロン」

フランス菓子店「ブールミッシュ」が、エキュート上野限定で販売しているマカロン。
ほのかな酸味と甘味が絶妙なフランボワーズが2個、バニラの香りとバタークリームの口溶けが味わえるヴァニーユが3個入っている。エキュート上野のキャラクター「うえきゅん」のゆるい絵柄も愛らしい。
「キュートな見た目からは想像しにくいですが、しっとりした食感で、とろけるクリームをサンドしたマカロンが本格的でおいしい! なかでもフランボワーズ味が特にお気に入りです。パッケージとマカロンの『うえきゅん』のイラストがかわいらしく、子供も喜びそう」(東京ウォーカー編集部・大澤政紀)
住所:東京都台東区上野7-1-1 JR東日本上野駅構内3F 営業:8:00~22:00、金曜~22:30、日曜・祝日~21:00 休み:なし
第8位:赤坂柿山 松坂屋上野店「たまご煎餅」

あられ・おかき専門店が作る、新鮮な卵を使った上品な甘さのたまご煎餅は、ひそかにファンの多い一品。
どこか懐かしく優しい味わいで和風クッキーのよう。職人が一枚一枚手刷りで描き上げた温かな風合いの絵柄のパンダやTOKYOの文字も入り、東京みやげにもぴったり。
「卵の風味が感じられる懐かしい味わいです。卵のほかにも、ミルクとバターが使われていて甘さは控えめ。一つ一つ手刷りされる絵柄はワンパターンではなく、さまざまな表情のパンダが描かれている。3種のパターンが入っていて、眺めているだけでも楽しいです」(都内某百貨店バイヤー)
住所:東京都台東区上野3-29-5 松坂屋上野店 本館1F 時間:10:00~20:00 休み:元日
第7位:シレトコファクトリー エキュート上野店「東京コパンダ物語」

北海道中標津町のスイーツ工房「シレトコファクトリー」のエキュート上野店限定セット。
中標津牛乳とハチミツで作った生地に生塩キャラメルを加えた「北海道ミルク」、サロマ産カボチャのペーストと種を練り込んだ「北海道カボチャ」、「ココアチョコ」と、人気フレーバー3種が味わえる。
「北海道中標津町のミルクがたっぷり使われていて、しっとりとした食感に仕上げられたケーキ風ドーナツ。ドーナツの穴からひょっこりと顔を出したパンダのかわいさがたまらなく、食べるのがもったいないです! 女性や子供うけしそうな手みやげだと思います」(都内某商業施設ショップ担当)
住所:東京都台東区上野7-1-1 JR東日本上野駅構内 3F 時間:8:00~22:00、金曜~22:30、日曜・祝日~21:00 休み:なし
第6位:黒船亭「オリジナルパウンドケーキ」

上野の地で100年以上の歴史を持つ洋食店が販売しているパウンドケーキ。しっとりとした食感、クセのない甘さ、満足感ある食べ応えで、長年のリピーターも多い。
チェリー、マンゴー、パインなどのドライフルーツがカットするたびに現れ、その鮮やかさにうっとりできる。
「正統派の洋食の名店が作るパウンドケーキだけあり、上品な甘さのクラシックで昔懐かしい味で、誰でも安心して食べられますね。チェリー、パイン、マンゴーなどのドライフルーツや木の実もふんだんに入っていて、持った感じもずっしりと重く、食べ応えは十分ですね」(スイーツジャーナリスト・平岩理緒さん)
住所:東京都台東区上野2-13-13 時間:11:30~22:45(LO22:00) 休み:なし
第5位:東京都美術館ミュージアムショップ「オリジナルスイーツ PALETTE」

東京都美術館の設計者・前川國男氏がモチーフにした赤、青、黄、緑をパッケージにあしらったオリジナルスイーツ。
クルミクッキーにイチゴ味のパウダーシュガーをまぶした「いちごのホロホロクッキー」や「さつまいもの甘納糖」など、4種のフレーバーが季節に合わせて登場する。
「サツマイモを使った『甘納豆』と『クッキー』の通年販売されている2つの味以外にも、季節限定の味が数種そろっていて、いろんなバリエーションを楽しめるのがいいですね。ミュージアムショップの手みやげらしく、パッケージもオシャレでセンスのよさが光ります」(都内某百貨店バイヤー)
住所:東京都台東区上野公園8-36 東京都美術館LB 時間:9:30~17:30、特別展会期中の金曜~20:00(最終入館30分前) 休み:第1・3月曜(祝日の場合は翌日)
第4位:上野亀井堂 上野広小路本店「小瓦せんべい」

1890年より続く菓子店の瓦せんべい。小麦粉、鶏卵、砂糖を練った生地を型にはさんで焼き、柔らかいうちに瓦状のカーブをつける、伝統的な技法で作られている。
カステラ風に焼き上げていてサクッとした歯応え。徳川家菩提寺・寛永寺の門前町にちなみ、葵の御紋が焼きつけられている。
「瓦の形をした見た目が特徴的です。明治にまで歴史をさかのぼれる伝統的な瓦せんべいなので、誰でも味を想像できて購入しやすいのではないでしょうか。さらに、上野寛永寺の葵の御紋の焼印入りというのが、なんとも上野みやげらしさを演出していて好印象ですね」(スイーツジャーナリスト・平岩理緒さん)
住所:東京都台東区上野4-5-6 時間:11:00~19:00 休み:月曜(祝日の場合は営業)
第3位:上野案内所「パンダ豆板」

シャンシャンとシンシンがモチーフのパッケージの中には、砕いたピーナッツを糖蜜で固めた豆菓子がたっぷり。甘くて香ばしい風味が老若男女に喜ばれ、「上野案内所」でリピート率ナンバーワンを誇る。
白蜜と黒蜜の2種の味がそれぞれ包装されているので、職場や家族が集まるシーンで配りやすい。
「お茶を飲みながら食べるのにぴったりのお菓子。白みつ黒みつ共に甘すぎることなく、上品な甘さを感じることができて、飽きることなくいくらでも食べられそう。個人的には、さっぱりとした風味の白みつよりも、濃厚な味わいを楽しめる黒みつの方が好みですね」(東京ウォーカー編集部・大澤政紀)
住所:東京都台東区上野3-29-5 松坂屋上野店 B1 PARCO_ya側 時間:10:00~20:00 休み:元日
第2位:ゆしま花月「かりんとう」

「江戸三大かりんとう」の一つと称される、1947年創業の「ゆしま花月」。
つややかな琥珀色のかりんとうは、温度の違う油で三度揚げした生地に上白糖を煮詰めたアメをかけ、外はカリッ、中はサクッと仕上げている。贈答にぴったりな包装紙や缶は、美術大学出身の店主がデザインしたもの。
「時代の流れに左右されることなく守り続けた味と凛としたたたずまいは、さすが70年以上の歴史を誇るかりんとうの老舗といったところ。味だけではなく、朱色に花柄があしらわれた缶のデザインもとても美しく、東京みやげとして魅力あふれる一品に仕上がっています」(スイーツジャーナリスト・平岩理緒さん)
住所:東京都文京区湯島3-39-6 時間:9:30~20:00、土曜・日曜・祝日10:00~17:00 休み:なし
第1位:廚(くりや)otona くろぎ「羽衣」

日本料理の名店「くろぎ」の店主・黒木純氏がプロデュースするカフェで購入できるもなか。
黒米入りのもなかの皮は、店のロゴをかたどったモダンなデザイン。ビン詰めされた季節変わりのあんを食べる直前に皮と合わせる「手作りもなか」スタイルで、できたてのパリッとした食感が楽しめる。
「味は決してしつこくなく、とても上品な甘さを口の中で感じられるもなか。大きすぎず小さすぎず、女性でも食べやすく満足感も得られるサイズなのもうれしいですね。自分であんを詰めて完成させるもなかならではの、サクサクとした皮の軽い食感が楽しめるのもいい」(都内某商業施設ショップ担当)
住所:東京都台東区上野3-24-6 PARCO_ya1F 時間:10:00~20:00、金曜・土曜・祝前日~24:00 休み:不定
水梨かおる
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