マニアックな動物トークも聞ける! 特別な「夜」の旭山動物園
北海道ウォーカー
今年もこの季節がやってきましたね! 旭山動物園の夏の風物詩「夜の動物園」。2018年は8月10日金曜から16日木曜までの七日間開催。いつもなら17時15分が閉園時間となりますが、この七日間だけは21時まで延長(入園は20時まで)、普段は見られない「夜の動物園」を楽しめるというスペシャルなイベントです。

園内の施設のうち、「ととりの村」のみ夜間展示はされませんが、それ以外の施設で夜を過ごす動物たちのようすをじっくり観察できますよ。それだけではなく、18時以降は飼育スタッフの皆さんによる「ナイトウォッチング」というイベント限定のガイドも実施!


今年の内容は当日までのお楽しみ……なのですが、去年は「こども牧場ツアー」や「アフリカツアー(キリン、カバ、ダチョウ、イボイノシシのガイド)」のほか、シマフクロウやオオカミ、ニホンザルなどさまざまな施設でガイドが行われていました。ヒナが育っているシマフクロウや、夜の遠吠えがなんともかっこいいオオカミはぜひ見てみたいところ。


スペシャルなお話が聞けるものには「キーパーズカフェ」というイベントも。こちらは「ナイトウォッチング」と違い、各動物施設ではなく、「あざらし館」裏側にある「やすらぎの森」という休憩所内で行われます。プロジェクターを使って、飼育スタッフによるかなりマニアックな動物トークが聞けるこのイベント、去年は「ミクロの世界へようこそ」「キングペンギンの繁殖」などといったテーマが日替わりで取り上げられていましたよ。さて、今年はどんなテーマなんでしょう? 期間中、毎日19時半からの実施ですよー。

同じく、「やすらぎの森」で行われるイベントに「よるのどうぶつえん紙芝居」と「夜の動物園を楽しむ講座」があります。共に、夜の動物園の見どころを紙芝居やプロジェクターを使って楽しく解説してくれるもの。紙芝居は18時から、講座は18時半からの実施なので、19時からの「キーパーズカフェ」と合わせて楽しむのもオススメ。去年まで紙芝居はブラックライトを使って夜の動物たちを映し出していましたが、今年から内容をリニューアル! ちょっとした仕掛けを使って昼と夜の動物たちの姿を見せてくれるようですよ~。

園内で唯一動物に触れられるスポット「こども牧場」では夜の動物ふれあいも実施! ウサギやモルモットを膝に抱いて、ぜひぬくもりをじかに感じてみてくださいね。今年4月から来園した2頭のブタも夜デビューしますよ。

また、期間中毎日、来園者に抽選券を配布。必要事項を書いて園内の応募箱に入れると、後日抽選でプレゼントが当たりますよ。ほか、お祭り気分を盛り上げる屋台コーナーは午前11時スタート(縁日は17時から)。市内学生が制作した大型あんどんは日没から点灯されるので、記念写真をここで撮ってみるのも良さそう。

いつもと違った雰囲気を楽しめる「夜の動物園」。さる山からの夕焼け&夜景もすてきなので、動物観察をしながら夜の風景も楽しんでくださいね!
※写真提供:旭川市旭山動物園
旭川市旭山動物園 ■開園期間:夏期開園4月28日(土)~11月3日(祝) ■時間:夏期開園9:30~17:15(入園は~16:00)、10月16日(火)~11月3日(祝)は9:30~16:30(入園は~16:00) ■住所:旭川市東旭川町倉沼 ■電話:0166・36・1104 ■料金:大人820円、中学生以下無料 ■【夜の動物園】は2018年8月10日(金)~16(木)9:30~21:00(入園は20時まで)の開催
出村聖子
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