伊勢湾にかかる3つの大橋「名港トリトン」の絶景を楽しもう
東海ウォーカー
名古屋市の南、眼前には海が広がりドライブでの名古屋観光にはぴったりの伊勢湾エリア。レゴランドやリニア・鉄道館があるのでお出かけスポットとしても人気だ。伊勢湾をまたぐように3つの橋がかかるが、見晴らしも良く、フォトジェニックを求める人にはもってこい。この3つの橋「名港トリトン」の全貌を紹介しよう。

トリトンって何!?
名港トリトンとは、伊勢湾岸道路にある、3つの斜張橋(名港西大橋、名港中央大橋、名港東大橋)の愛称。最初の着工から17年に及ぶ工事の末、1998年に開通した。
公募で決定した「トリトン」という愛称は、ギリシャ神話の海の神・ポセイドンの息子の名前に由来する。半人半魚の王子であり、荒れた海を鎮め船を守ったという逸話の通り、安全をもたらす橋になるようにという願いを込めてつけられたものだ。
3つの大橋は西より赤、白、青のトリコロールカラーで構成されている。「赤」は遠くからでも鮮やかに目立つように、「白」は白鳥の羽ばたきをイメージし、「青」は海と空を表す。

ライトアップにも注目!
3つの橋が位置する金城ふ頭エリアは工業地帯。工場夜景を楽しみたい人が多く訪れるが、名港トリトンもライトアップで幻想的な景色を作り上げる。中央大橋は春は若葉、秋は紅葉など、四季に合わせその色合いを変え、西大橋と東大橋は白色のライトで、主塔の色(赤と青)を際立たせる。橋の下から見上げるように写真を撮る人も多い。
月ごとでライトアップ点灯の時間帯が異なるが、名古屋港管理組合のホームページから事前に確認可能。ベストショット撮影にトライするのもオススメ。

世界クラスの造形美は圧巻!!
大きなつり橋が3つ連なり、その全長は2628m。産業港ゆえ多くのタンカーなどの大型船が橋の下を往来する。空を貫くように立つ主塔、斜めにまっすぐと張るケーブルの造形美を楽しもう。

伊勢湾岸道路の名港潮見インター付近には、名港トリトンの造形美をファインダー越しに捉えようとする写真好きがこぞって集まる。公共機関移動でも堪能できるビュースポットとしては、あおなみ線金城ふ頭駅近くの「金城ふ頭中央緑地」があるのでご安心を。ドライブしながらの名古屋観光ならば外せない名港トリトン。お気に入りのBGMをかけながら気持ちよく車を走らせてみよう。
和田早春
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