日本の影響が満載!?『インクレディブル・ファミリー』監督が語る日本へのリスペクトとは
東京ウォーカー(全国版)
アカデミー賞2部門(長編アニメーション賞、音響編集賞)に輝き、世界中の観客を魅了した『Mr.インクレディブル』の待望の最新作『インクレディブル・ファミリー』が8月1日(水)に公開した。本作は、家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える、この夏最高の一家団結アドベンチャーだ。

世界的ヒットを飛ばしている本作だが、実は日本のアニメーション、映画や文化などからも影響を受けているのだという。たとえば、本作には日本人とドイツ人のハーフという設定で着物も身にまとうエドナ・モードというキャラクターが登場する。このエドナは川久保玲、石岡瑛子、チトセ・アベといった日本のファッション・デザイナーからインスピレーションを受けて誕生したキャラクターなのだ。
ブラッド・バード監督は日本からの影響について「宮崎駿の大ファンではあるが、黒澤明からは大きな影響を受けました。黒澤は優れたフィルムメーカーで、キャラクターを徹底的に作り上げて、日本語がわからなくても絶大な存在感に圧倒されましたよ」と、自身の映画が日本映画に影響を受けたと語っている。

また、キャラクター・アーティストのディアナ・マルシアゼは「私は宮崎駿のファンであり、一般的に日本のデザインの大ファンです。日本の文化にはとても強く、大胆な形と、それらの中の複雑で美しい装飾の間に美しいバランスがあると感じます」と自身の日本的デザインへのリスペクトを語った。
さらに、テイラリング・リードのフラン・カラルは、『GHOST IN THESHELL 攻殻機動隊』と『AKIRA』の大ファンであり、「私はボディのある部分のシンプルさと、特定の部分の複雑さが好きでした。形について情報を与えるスッキリしたものとゴテゴテしたものとのコントラストを覚えていますし、仕事においても考えています」と語った。

映画から、アニメーション、文化など様々な部分に日本的要素が散りばめられている本作。大スクリーンで本作を鑑賞しながら、日本から影響を受けた部分を探してみるのもオススメだ。
(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
篠田
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