葵わかな「将来、結婚を考えているのなら、追う恋に身を投じず、追われる恋を選んだ方がいいと思う」
東京ウォーカー(全国版)

8月15日、映画「青夏 きみに恋した30日」の舞台挨拶が、東京・丸の内ピカデリー2で行われた。この作品は、夏休みの間、田舎で過ごすことになった都会育ちの女子高生・理緒と、そこで出会った地元の男子高生・吟蔵との夏休み限定の恋物語。理緒を演じるのは、連続テレビ小説「わろてんか」(NHK総合ほか)でヒロインを務めた葵わかなさん。吟蔵は、ボーカルダンスユニット・M!LKのメンバーとして活動しながら、映画「ちはやふる ―結び―」などに出演している佐野勇斗さんが演じている。

この日は、女子会舞台挨拶ということで、主演の葵わかなさんをはじめ、古畑星夏さん、久間田琳加さん、秋田汐梨さんが登壇。さらに、挿入歌を担当している歌手の井上苑子さんも出席した。「劇中に登場する男子キャラの中で誰が好きか?」「自分が男性だったら、女子キャラの誰が好きか?」といったテーマで盛り上がった後、観客からの恋愛相談を5人が答えるというコーナーも行われた。

「追う恋と追われる恋、どちらがいいですか?」という質問には古畑さんらが「追われる恋」を支持したが、秋田さんは「好きじゃない人に追われても…」という理由で「追う恋」がいいと主張。葵さんは少し考えた後、「将来、結婚を考えているのなら、追う恋に身を投じず、追われる恋を選んだ方がいいと思うんですけど、もしも、高校生とか、これから大人になっていく人はこれから大人になる年齢の人なら、追っても将来に響かないからそれもいいと思います」と答え、共演者たちも納得していた。

さらに「好きな人がいますが、来年の春に就職のために地元に帰ってしまいます。気持ちを伝えるべきでしょうか?」という相談には、古畑さんは「ずっと遠距離でも、うまくいって結婚する人もいますから」と遠距離恋愛になってもいいから告白することを勧めた。秋田さんも「私がその立場だったら言わない(告白しない)と思いますが」と前置きしながらも「遠距離でも耐えられると思うなら言ってもいいんじゃないかな」とコメント。葵さんも「その人のことが好きだと思っているんだったら、止める意味はないので伝えた方がいいと思います」と後押しした。

トーク終了後は、井上さんがMrs. Green Appleと歌う挿入歌「点描の唄(feat. 井上苑子)」を歌唱。歌い終わった井上さんは「この映画が公開されている時に、絶対どこかで歌いたいと思っていました」と、観客の前で初披露できた喜びを笑顔で伝えた。

映画「青夏 きみに恋した30日」は現在、全国公開中。
取材・文/田中隆信
週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一
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