インスタ映えからディープスポットまで、地元っ子が厳選!グルメの街・久留米で行くべき5選

九州ウォーカー

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B級グルメの街として名高い久留米だが、豚骨ラーメンや焼きとり以外にも、たくさんのおいしいものがあり、朝から深夜までいろいろなスタイルのグルメを楽しむことができる。今回、久留米出身で、久留米を愛する編集部員・ツルタが、大好きな店を厳選して紹介。胃袋がいくつあっても足りないほど、かなりのガッツリご飯&スイーツなので、お腹ペッコペコな状態で久留米に行ってほしい。

久留米“黒田のうなぎ”の代表格「富松うなぎ屋 黒田本店」


筑後川そばにある久留米市黒田地区は、川魚問屋が集まっていた歴史を背景に福岡屈指のウナギ処として知られている。その“黒田のうなぎ”のなかでも、特に人気を集める店が約80年の歴史を誇る「富松うなぎ屋 黒田本店」(久留米市大善寺町)。日本庭園も備えた格式ある建物に180の客席を備え、多い日は1日1500から2000匹を出している。

富松うなぎ屋 黒田本店 / 「特上セイロむし」(3300円)。ふっくらとしたウナギがご飯の上だけでなく、中にも入っている。ご飯にもタレがしっかりと染み込み美味


「特上セイロむし」(3300円)は、ふっくらとしたウナギがご飯の上だけでなく、中にも入っている。ご飯にもタレがしっかりと染み込み美味。

富松うなぎ屋 黒田本店 / ウナギは背開きにして串を打たずに焼くスタイル


国内産を厳選するウナギは、背開きにして備長炭で焼き上げる。創業以来継ぎ足して使う旨味が凝縮されたタレに4、5回たっぷりと漬け、甘くて濃厚な味をしっかりと染み込ませる。熟練の職人がウナギそれぞれの特徴を見極め、焼き方、焼く時間、タレの染み込ませ方を調整。いいウナギほど脂がのっているので短時間で焼き上がるそう。

富松うなぎ屋 黒田本店 / 週末は開店前に順番待ちができるほどの人気ぶり


[富松うなぎ屋 黒田本店]福岡県久留米市大善寺町黒田83-6 / 0942-26-3608 / 10:00~21:00(LO20:45) / 不定休

一人100個も余裕!?箸が止まらない焼き餃子「娘娘」


60年以上の歴史を持つ老舗「娘娘(にゃんにゃん)」。看板商品の焼き餃子は、豚肉と野菜の甘味に、ニンニクを一年以上漬け込んだ醤油の香ばしさを加えた、食欲をそそる味付けが魅力。

娘娘 / 「焼き餃子」(20個700円)


「焼き餃子」(20個700円)は、自家製の皮で包み、ラード不使用でひと口サイズ。自家製タレに入れたニラとゴマをのせて食べるのが“娘娘流”だ。「水餃子」(700円)もおすすめ。

娘娘 / あけぼの商店街に店を構えている


[娘娘]福岡県久留米市六ツ門町10-34 / 0942-32-9359 / 14:00~23:00 / 日曜休み

感動のボリュームとおいしさ!「クレープ専門店 ル・ボヌール」


【写真を見る】インスタグラムで話題になり、全国から客が訪れる行列店「クレープ専門店 ル・ボヌール」


インスタグラムで話題になり、全国から客が訪れる行列店「クレープ専門店 ル・ボヌール」。通常サイズの1.5倍ほどあるクレープは、華やかでフォトジェニックなビジュアルだ。それだけでなく、安心・安全の素材にこだわり、クリームやトッピングが中までぎっしり入るのも魅力。満足度の高い一品で、週末は売り切れるのにも頷く。

クレープ専門店 ル・ボヌール / 「生クリームストロベリー」(530円)と「アイス抹茶チョコクッキー」(570円)


人気の「生クリームストロベリー」(530円)は、イチゴが中までふんだんに使われる。また、表面にチョコクランチを贅沢にトッピングした「アイス抹茶チョコクッキー」(570円)は、中に宇治抹茶の高級アイスが入る。

クレープ専門店 ル・ボヌール / 「アイス・クレーム・ド・ブリュレ」(620円)と季節限定の「モンブランクレープ」(600円)


ファンも多い「アイス・クレーム・ド・ブリュレ」(620円)は、パリパリのキャラメリゼがアクセント。ま~るいアイスと甘過ぎないカスタードクリームがたっぷりと入る。秋には「モンブランクレープ」(600円)など、季節限定のメニューも登場する。

クレープ専門店 ル・ボヌール / 小さな街に建つ行列店。休日は売切れることがあるので、早めの来店がおすすめ


店名はフランス語で「幸せ」という意味。おいしいもので幸せな気分になってほしいとの思いが込められている。

[クレープ専門店 ル・ボヌール]福岡県久留米市善導寺町飯田392-6 / 090-7535-9020 / 11:00~19:00(LO18:50)※売切れ次第終了 / 木曜休み、不定休

ツウなジモト民が集う久留米の隠れた路上遺産「日吉村」


久留米の隠れた路上遺産「日吉村」。木造アーケードにコンクリー トむき出しの地面。飲食店を中心 に、囲碁教室や畑もあるなど、な んとも趣深い市場だ


西鉄久留米駅から歩いて7分ほどのところにある日吉市場(通称・日吉村)は、戦後の闇市が前身の木造アーケード。中心部にありながら、地元民でも知る人ぞ知る路上遺産的な一角だ。現在“村”内では、飲食店を中心に約10店が営業中。

つる屋 / ヘルシーで柔らかい馬の赤身を分厚くカットした「馬刺し(赤身)」(842円)は、噛むごとに旨味が口に広がる


馬肉料理ひと筋約25年の大将が迎える馬肉料理専門店「つる屋」。馬刺しはもちろん、刺身で食べられるほど新鮮な生馬肉をサクラ鍋や馬焼き、洋風創作料理などすべての馬料理に使用。ヘルシーで柔らかい馬の赤身を分厚くカットした「馬刺し(赤身)」(842円)は、噛むごとに旨味が口に広がる。

[つる屋]久留米市日吉町26-23 / 0942-39-6768 / 11:00~14:00、17:30~23:00(LO22:00) / 月曜

ちゃこーる旨小屋 / 「骨付きカルビ」(972円)


地鶏・久留米さざなみどりや宮崎牛、骨付きカルビをウリにした肉酒場「ちゃこーる旨小屋」。肉汁を閉じ込め、程よくレアに仕上げた炭(チャコール)焼きの肉を多彩なワインと一緒に楽しめる。骨付きカルビはテイクアウトも可能。

[ちゃこーる旨小屋(うまごや)]久留米市日吉町26-20 / 0942-30-4595 / 18:00~22:00ごろ / 不定休

pic / 「生ハム盛り合わせ」(1080円)


コバコのバルで、隣には屋根を開けオープンエアになるデッキスペースも完備する「pic」。ピンチョスや生ハムなどワインに合うつまみをそろえ、水槽にいるオマールエビも調理してくれる(2700円~)。オブジェやしつらえもオシャレで、日吉村のなかでは客層が若い。1、2階があり、隣にはデッキスペース、店前のテラスも利用できる。

[pic(ピック)]久留米市日吉町26-28 / 0942-48-6226 / 17:00~24:00(LO23:30)、金土~翌1:00(LO24:30) / 日曜

五右衛門 / いかにも“職人”というオーラを醸す大将


日吉村で最も古い「五右衛門」。大将の吉田隆さん(77歳)は、日本バーテンダー協会の重鎮でもある。カウンター越しに見る匠の“焼き”や“塩打ち”。見事に整頓され、彩りよく並ぶネタケースからも大将のこだわりと丁寧な仕事が感じられる。

[五右衛門]久留米市日吉町26-43 / 0942-35-7070 / 17:30~翌1:00(LO) / なし

女将さんが愛おしすぎる! 「かわむら食堂」でガッツリ深夜飯


久留米の呑んべえたちが『絶対行ったほうがいい』『気付けば常連になっている』『とにかくすごい』『行ってみればわかる』と口をそろえて激推しする老舗深夜食堂「かわむら食堂」。

かわむら食堂 / 女将の川村則子さん。妹と暖簾を守っている


かわむら食堂 / カウンターに並ぶ総菜。肉じゃがも優しい味付け


女将の川村則子さんと妹さんが切り盛り。「若者から元気をもらいよると」と、底抜けに明るい。好きな総菜を選んで、つまみに、定食に、と使い勝手がいい。コスパがよく、ボリューム満点のメニューがそろう。

かわむら食堂 / 壁に掲げられたメニューは一部。どれも安い


かわむら食堂 / トンカツもデカイ。野菜もたっぷりと添えられる


学生、サラリーマン、文化街のお姉様方と、時間帯で異なるさまざまな客のおなかと心を40年にわたり満たしてきた。料理はすべて“盛り”がいいので心して挑むべし!

かわむら食堂 / 外観からも歴史の深さを感じる。引き戸を開けて入ると、外からうかがい知る印象より店内は広く、照明も明るい


[かわむら食堂]福岡県久留米市小頭町14-24 / 0942-38-9417 / 19:00〜翌3:00 / 不定休

鶴田知子

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