「イアリー病にかかっています」元宝塚・真琴つばさが話題のスリラードラマをPR! 関西で体験したゾクゾク話も
関西ウォーカー
WOWOWで放送中の「連続ドラマW イアリー 見えない顔」の特別試写会が行われ、カリスマ弁護士役で出演する元宝塚のトップスター・真琴つばさが舞台挨拶に登壇。満席の観客を前にネタバレ厳禁で本作の魅力を語り尽した。

映画化された「クリーピー」などで知られる前川裕の同名小説を映像化した本作は、オダギリジョー演じる主人公の周囲で起きる不信な近隣トラブルが、一見何の関係もないはずの大学総長選挙の暗闇に絡みついていくという異色の展開を見せるアーバンスリラー。オダギリの他に仲里依紗、黒島結菜、イッセー尾形ら豪華キャストが揃い、真琴は謎に包まれたカリスマ弁護士・土田律子役を熱演している。

第1話を鑑賞した観客に真琴は「いかがでした?ちょっとモヤモヤした人も多いと思いますけど」と早速反応を確認。モヤモヤしたと同調した観客を見て「もうそれハマってます!」とニヤリ顔。真琴は台本を受け取ったときのことを思い出し「面白くて次の展開がどうなるんだろうと一気に最後まで読んだ。スッキリ感というよりは一枚靄がかかった感じ」と表現した。
「本作の中で一番見えない顔が多いと思うぐらいに本性がわからなかった」と自身が演じた弁護士・土田律子について話す真琴。原作では数行しか登場しないキャラクターだが「脚本家の方が多面性をもって書いてくださったので、やりがいがありました」と振り返った。登場人物全員に裏の顔が隠されている本作。本作に携わったことで実生活にも影響を及ぼしたと話す真琴は「知人、友人、肉親、みんなこれが本当の顔なんだろうか。もしかしたら知らない顔があるんじゃないって疑心暗鬼になりました。イアリー病にかかっていますね」とタイトルを絡めた言葉で表した。

本作のタイトルにちなんで「不気味」をテーマにしたトークを展開。不気味だと思うものは何か?との質問に真琴は「不気味というか…苦手なものだと小さい虫」と回答。特に蛾が苦手であると告白し「(宝塚学校時代に)宝塚大橋の電柱に集まる蛾が苦手でした」と明かし、笑いを誘った。また、宝塚学校時代に大阪・アメリカ村のショーパブに見学に行った際、宿泊したミナミの旅館が普通の旅館ではなかった話など、本作に引けをとらない不気味な話を披露し、観客をゾクっとさせた。
人間の心理と音楽が本作の見どころだと紹介する真琴。「謎と事件が全てひとつになっていく。駒の勧め方と同様、人間の心理の進み方が面白い」とストーリーの妙に自信をのぞかせる。また、音楽については「もう気に障るんですよ、ザワザワして。タイトルソングのバイオリンの音も『もうやめて!』って(笑)」とBGMにも注目してほしいとアピールした。

舞台挨拶後の囲み会見では、映像作品への参加の思いも明かした。オファーを受けたときの心境については「ただの弁護士役なら宝塚のイメージで想像がつくかもしれないけれど、それだけでは済まされない深いキャラクターだったので、そこを担えることに喜びを感じました」と振り返った。また、原作とドラマとは衝撃の度合いが違うとし「原作は途中で衝撃やってきたんですけど、ドラマは最初に衝撃がきた。衝撃の始まりと衝撃のラストでした」と本作の面白さを語った。
本作への参加で映像作品の面白さを改めて感じたと話す真琴は「機会があったらいろんな役に挑戦したい。下町生まれなんで、お好み焼きのおばちゃんの役もやってみたい」と次なる意欲も語った。
「連続ドラマW イアリー 見えない顔」は、WOWOWプライムにて毎週土曜日22時より放送中。
山根翼
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