写真に撮りたい!中国地方のおすすめ紅葉スポット10選
東京ウォーカー(全国版)
10月中旬から11月中旬ごろまで楽しめる中国地方の紅葉。
観光船の乗って帝釈峡(神龍湖)のダイナミックな景色や、不動院の境内で落ち着いた風情を写真に収めてみてはいかがだろうか。ここではフォトジェニックな紅葉スポットを10ヶ所ご紹介する。
宮島(紅葉谷公園)

宮島・紅葉谷公園は宮島桟橋より徒歩約20分に位置し、瀰山(ミセン)原始林の麓にある。紅葉の時期を迎える11月中旬から下旬にかけて、紅葉谷という名にふさわしい、ひときわ鮮やかな景色が楽しめる。
イロハモミジが約560本と最も多く、オオモミジが約100本、その他にもウリハダカエデやヤマモミジなどが約40本あり、美しい光景を生み出す。
紅葉谷公園

岩国藩主吉川氏の居館跡である吉香公園に隣接している公園で、紅葉が美しいのでこの名がついた。隣り合う吉川家墓所のたたずまいと相まって、西の鎌倉とも呼ばれている。
不動院

14世紀中頃、足利尊氏が諸国に建てた安国寺のひとつで、境内には市内唯一の国宝の金堂をはじめ楼門、鐘楼(国指定重要文化財)、木造仁王立像二躯(県指定重要文化財)などがある。境内のいろいろな所にモミジなどが植えられている。
毛利氏庭園

毛利氏庭園および毛利博物館は、旧長州藩主で公爵の毛利家によって建てられた本邸だった場所。国指定名勝となっており、例年11月中旬~下旬に紅葉の見頃を迎える。
内庭にあるひょうたん池と紅葉のコントラストが美しい。また、邸宅の一部を活用した毛利博物館は、国宝や重要文化財を含む歴史資料や美術工芸品約2万点を収蔵している。
旧閑谷学校

1670年に岡山藩主池田光政が庶民教育のために創らせた学校で特別史跡に指定されている。閑静な山あいにあり、紅葉、新緑の季節が美しい。
特に中国山東省の孔子廟から種を持ち帰り移植されたカイノキは、赤と黄色の見事な紅葉を見せる。
堀庭園

津和野町の北西に位置し、中心部から8kmほどの場所にある美しい庭園。国指定名勝でもあり、かつて石見銅山で繁栄した豪族、堀氏の邸宅の裏山を生かして作られている。例年、紅葉の見頃は11月中旬。
帝釈峡

中国山地のまっただなか、広島県庄原市・神石高原町にまたがる延長18kmにおよぶ帝釈川流域とその中央、神龍湖からなる。
石灰岩カルスト地形で有名な帝釈峡は、春の桜、ツツジ、フジ、夏の青葉、秋の紅葉、冬の雪景色と四季を通じて美しい自然景観に恵まれ、自然科学上からも注目されている。
湖上の遊覧船から眺める紅葉は特に美しい。神龍湖(シンリュウコ)は切り立った崖に囲まれた周囲24kmの湖で、湖畔沿いには1.5kmの紅葉樹のトンネルがあり、美しい景観が楽しめる。
芦津渓谷

大きな崖や澄んだ水を湛えた淵のある渓谷。毎年10月下旬を過ぎると、渓谷を彩る紅葉と天然杉やブナ、トチなどの広葉樹が美しいコントラストを見せる。三滝ダム周辺には遊歩道や休憩所もあり、散策しながら紅葉を楽しむ人が多い。
宇甘渓

旭川の支流、宇甘川が極度に狭まり、激流が岩を削る景観は、奇岩・音岩に加え、アカマツやカエデなど四季折々の表情を生み出す。特に秋の紅葉は絶品だ。宇甘渓のシンボルといえる赤橋や、句碑が並ぶ川柳の小径も見どころとなっている。
尾関山公園

春は桜やツツジ、初夏は青葉、秋はモミジと月見、冬は雪景と、四季折々の姿が美しい都市公園。
江戸時代、浅野家三次藩の下屋敷が置かれていた場所で、頂上には天文台が設けられていた。現在は、その跡に展望台があり市街の街並みや江の川の流れを一望することができる。
栗原祥光
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