「ディーン＆デルーカ」セレクトのオシャレ“女子ジャズ”って？

春に登場した“女性向けのジャズ本”が人気になるなど“女子JAZZ”ブームが加速中だ。この夏も、7月27日(火)からタワレコが「毎日、女子ジャズ。」キャンペーンを開始。人気セレクトショップ「ディーン＆デルーカ」が協力することで、再びオシャレJAZZが話題になりそうだ。

「今回、このタワレコでのキャンペーンの“女性の日常をより豊かにする”というコンセプトに賛同し、“女子ジャズ”作品のセレクトに参加しました。実際、ディーン＆デルーカの店舗でも、音楽は気持ちいい空間や楽しい毎日を想起させる重要な要素として捉えています。ジャズを味方につけて日常を楽しむ女性が増えるとうれしいなと思います」と話すのは、ディーン＆デルーカの広報担当者。

7月27日(火)〜8月29日(日)の期間、キャンペーン「毎日、女子ジャズ。−生活を色鮮やかに変える、女子のためのデイリー・サウンド。」実施に伴い、ディーン＆デルーカの女性スタッフが、お洒落な“女子JAZZ”をセレクトするのだという。さらに、タワレコの女性スタッフ、ガイド本の著者であるジャズライターの島田奈央子さん、シンガーソングライターのアン・サリーさんらも集結し、「心に潤いを与えてくれる恋の様なジャズ」「晴れた日の朝一番に聴きたくなるジャズ」「香りと楽しむ静かな夜のジャズ」など、日常の様々なシチュエーションに沿った、ジャズ・ボサノバ・ワールドミュージックを提案していくというので注目だ。

今回、ディーン＆デルーカの広報担当者・森 梨絵さんは、「午後のTEA TIMEに」と、SARA GAZAREK　の「Return To You」をセレクト。「午後のTEA TIME にピッタリの柔らかなヴォーカルです。ジャズをこれから聴いてみようという人におススメ。とても聴きやすいリラックス・ミュージックです。ミルクティーやハーブティ、コーヒーだったらブラックよりカフェラテがお勧め!」と、同ショップらしいセレクトの理由を添える。さらに、「夏の夜よく冷えた白ワインとともに」と、ANN BURTONの「Blue Burton」を提案。「これは夏の夜におススメの一枚です！　仕事を終えて一日の終わりにリラックスしながら聴いてください。よく冷えた白ワインを片手に、ベランダで一息…。知的なヴォーカルと透明感のあるピアノ、ひんやりとした空気感が、暑い夏の夜にはピッタリのヨーロッパ・ジャズの名盤です」とオススメする。

このほかにも、ディーン＆デルーカでは、「自宅キッチンで料理する時に」「自宅でディナーパーティー」「夏の夕暮れ、友人とお庭でバーベキュー」など、“食”のシーンに合わせたテーマで“女子JAZZ”を紹介。どれも気軽に楽しめるサウンドということで、ジャズの持つ“小難しい音楽”のイメージを覆してくれるハズだ。

ちなみに、タワレコでは“女子JAZZ”をテーマに展開したジャズCDの売り上げが、上述の“女子JAZZガイド本”の発売前に比べ、140〜180％上昇。そのガイド本自体も、タワレコで扱う通常のガイド本に比べて、3倍以上とダントツの売れ行きを誇る。「私の周りのOLさんでも、今までポップスを聴いていたけど、そろそろ新しい音楽を聴きたい。じゃあ何を聴こう？っていう方がすごく多いんです」とジャズライター島田さんが語るように、今、女性の間では“これまで聞いてこなかった新しい音楽ジャンル”が求められているのかもしれない。この機会に、みなさんも“女子JAZZ”ブームに乗っかってみてはいかが？　【東京ウォーカー】