柿崎芽実(けやき坂46)「演じる環いろはちゃんは妹がいますが、私は末っ子なので、妹っぽいところが出ないようにしたい」
東京ウォーカー(全国版)

8月24日、けやき坂46のメンバーが出演する舞台「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」が初日を迎え、その直前にゲネプロ(最終通し稽古)と会見取材を行われた。

本作は、人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のスマートフォン用ゲーム「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」を舞台化したもの。物語の舞台は、魔法少女たちが集う新興都市・神浜市。主人公の環いろはは、姿を消した妹・ういを探すためにこの街にやってきた。そのころ、別の町で使い魔と戦っていた魔法少女の暁美ほむらの前にういにそっくりな少女が現れ、「運命を変えたいなら神浜市に来て。この町で魔法少女は救われる」と告げる。その言葉が気になったほむらは神浜市へ向かうことになり、そこで二つの町の魔法少女たちの運命が交錯してもう一つの希望が生まれる、というストーリーが展開する。

会見には、主人公・環いろは役の柿崎芽実さん、七海やちよ役の佐々木美玲さん、由比鶴乃役の富田鈴花さん、二葉さな役の潮紗理菜さん、深月フェリシア役の渡邉美穂さん、鹿目まどか役の丹生明里さん、暁美ほむら役の河田陽菜さん、佐倉杏子役の齊藤京子さん、美樹さやか役の金村美玖さん、巴マミ役の加藤史帆さんが出席。

主演の柿崎さんは「もともとアニメの『魔法少女まどか☆マギカ』が大好きだったので、舞台のお話をいただいた時は不安な気持ちもありましたが、とてもうれしかったです。いろはちゃんは真面目で明るくて優しくて、少し頑固なところもある子です。いろはちゃんには妹がいますが、私は末っ子なので、妹っぽいところが出ないようにしたいです」と意気込みを語った。

佐々木さんは「七海やちよちゃんは、普段の私とは真逆のツンデレな子です。私がどう演じるか注目してください」と演じるキャラクターの特徴を話し、富田さんは「メンバー全員が本格的な殺陣が初めてでしたが、ケガなく初日を迎えられて良かったです」と今の心境を話しつつ、「私が持ち込んだ人形で遊んだり、和気あいあいな雰囲気でした」と稽古での様子も伝えてくれた。

潮さんは「メンバー以外の役者の皆さんが、自分が出ていないシーンの稽古を見て不安そうな顔をしていた私に優しく声をかけてくれて、セリフの練習や視線の動かし方などのアドバイスをしていただきました」と共演者とのエピソードを披露。

渡邉さんは「殺陣の先生に『やられの美学』を教えていただきました。やられ方にはポイントやコツがあって、稽古以外の時間も練習してきました」と殺陣の楽しさと面白さを実感したという。


丹生さんは「キャラクターの性格や声など、アニメを観て研究してきましたが、ただ似せるのではなく、内面から成り切って演じていきたいです」と、加藤さんも「巴マミさんは優雅なお姉さんのイメージなので、喋り方や仕草も研究しました」と、それぞれ念入りに役作りをしてきたことを話した。

金村さんは「美樹さやかちゃんは、すごく勇敢で正義感のある子。稽古をしていく中で、どんどん好きになりました」と演じるキャラクターへの思い入れの強さをアピール。

「魔法が使えるとしたらどんな魔法がいいですか?」という質問には、河田さんが「雨が苦手なので、晴れになる魔法がいいです」と、齊藤さんは「ラーメンが好きなので、食べたい時にひょいとすぐに出てくる魔法が使いたいです(笑)」と答え、会見の場を和ませた。

最後に、柿崎さんが「原作ファンの方も、ミュージカルファンの方にも絶対に満足していただける舞台になっていると思いますので、ぜひ劇場に足を運んでください」というコメントで会見を締めくくった。


舞台「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」は9月9日(日)まで、東京・赤坂ACTシアターにて上演中。

取材・文/田中隆信
©マギアレコード/部隊「マギアレコード」製作委員会
週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一
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