【本誌拡大版】フロンターレ中村憲剛選手W杯振り返りインタビュー(1)

横浜ウォーカー

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――初めてのW杯。率直に感想を。

「ベスト16に入って。もっと上に行きたかったんですけど、いいチームでした。個人的には出場は1試合だけだったので、悔しさの残る大会でもあります」

――大会直前は苦戦続きでした。直前にメンバー変更も。

「あの時は雰囲気もよくなかったです。みんな少しイライラしているところもありましたし、一つにまとまり切れていなかった。メンバー変更は、連敗していたのでどこかで変えなければいけなかったのだと思う。監督が決めたことなので、ついていくしかないと思った。スイスでは選手だけで集まって、ミーティングも。そしてカメルーン戦の勝利で一気にまとまりました」

――カメルーン戦ではゴールを決めた本田選手がベンチへ一直線!

「本田には試合の数日前に『点とったらベンチ来いよ!』って約束していました。ベンチを巻き込んで盛り上がったら、チームも一つになれると思ったので」

――本田選手は一匹狼的なイメージが強かったですが。

「ぜんぜんそんなことないのに、みんな勝手な思い込み。普通のお兄ちゃんですよ(笑)」

――観客席には、フロンターレのフラッグがあったようですね。

「ホッとしましたね。いつも等々力で見ているものがあって」

――グループリーグは3試合ともベンチでした。どんな思いでしたか。

「『勝ってくれ』と。自分にも出番がくる可能性はあるので、常に準備はしていましたけど」

――パラグアイ戦後半36分に途中出場。W杯の舞台はどうでしたか。

「特別な高揚もなく、すごく頭の中が整理されて入っていった。ボールは1個、相手は11人。ステージがW杯だということで、自分の中ではいつもと変わらないサッカーでした」

――自分のプレーを自己採点すると。

「自分がやってきたことは多少できていたと思いますが、点に絡めなかったことだけは後悔しています」

――憲剛選手が入って、攻撃が活性化されました。もっと長くプレーが見たかったです。

「いろんな人から言われて、聞くたびに悔しい。『早く出してくれたら』と自分も思っていたから(笑)」

――PK戦で負けた瞬間の気持ちは。

「終わっちゃったなという感じ。チームの雰囲気もよかったし、好きだったので、このチームでやるのは終わりだなと思ったら悲しかったです」

――日本に戻ってから、選手で集まったそうですね。

「ハセ(長谷部)の呼びかけで、都内で夕ご飯を。帰ってから2日後だったし、『あんま話すことないね』って言いいながらも、盛り上がってました」

【横浜ウォーカー】

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