“缶コーヒーで一服”も多様化の時代。新たなダイドーブレンドが目指すものとは
東京ウォーカー(全国版)
日本のコーヒー市場を支えてきた、プルタブタイプの缶コーヒー。近年はコンビニなどのカウンターコーヒーや、ボトル缶・ペットボトルコーヒーといった新たな容器の普及によって、コーヒー市場における缶コーヒーの占める割合は縮小傾向をたどっている。
そんな中、ダイドードリンコは“短時間リフレッシュ”に着目した新たな缶コーヒー「ダイドーブレンドコーヒーギンレイ」を8月27日(月)に発売した。

ダイドーブレンドコーヒーギンレイは、コーヒー豆に雑味や渋味を取り除いた磨き豆を100%使用。浅煎り豆やじっくりと焙煎した深煎り豆などを中心に、コーヒー規格の基準値の1.5倍の豆量を使用したことで、すっきりとしながらも薄く感じることなくしっかりとコクを残しているという。
記者も実際に飲んでみたが、牛乳と砂糖入りの缶コーヒーでありながら、一口ですっと飲める口当たりに驚いた。それでいてコーヒーを飲んだという感覚や甘み、コクといった部分はしっかりと感じる。従来のコーヒー感を残しつつ、飲み口や後味をクリアにした味わいが印象的だ。パッケージも、シャンパンゴールドを基調にした洗練されたデザインとなっている。
この飲みやすさは、内容量にも影響している。定番の「ダイドーブレンドコーヒー」の容量は185gだが、ダイドーブレンドコーヒーギンレイは210g缶。既存の缶コーヒーに比べて一口に飲む量が多くなると考え、満足感が感じられるよう容量を増やしたという。

ペットボトル入りのコーヒーや蓋つきのボトル缶コーヒーに対し、プルタブ式の缶コーヒーはデスク上に置いたり、移動中に携帯するなどの用途には若干不向きだ。一方で、仕事の合間に細切れの休憩をとるような働き方の層には、容量の多いコーヒーは持て余し、かつ一口の満足感も薄い。ダイドードリンコは、働き方と同様にコーヒーの飲用シーンも多様化してきたことに着目。短い時間で飲み切ることができるという点を生かし、かつ味わいを追及することでボトルコーヒーとは違った缶コーヒーならではの新たなあり方を提案するのが、このダイドーブレンドコーヒーギンレイだ。
その一方で、従来の「ダイドーブレンドコーヒー」は味わいはそのままに「ダイドーブレンドコーヒーオリジナル」と名称を変え、ダイドーブレンドロゴを小さくした新パッケージにリニューアル。この2種類になったダイドーブレンドの発売を記念し、9月13日(木)・14日(金)には商品開発者と交流できる新商品試飲イベントも開催される予定だ。缶コーヒーに新たな一石を投じる味わいをぜひ確かめてほしい。
国分洋平
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