特別公開講座・横浜学「横浜と電気」が開催!

2018年8月31日 14:37更新

横浜ウォーカー

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関東学院大学×横浜ウォーカーのコラボイベントとして開催されている特別公開講座「横浜学」。2018年8月26日、第32回となる講義が開催された。テーマは「横浜と電気」。

最初に登壇したのは東京電力パワーグリッド 神奈川総支社副支社長の吉村陽先生。横浜における電力供給の歴史を解説してくれた。1890(明治23)年に横浜共同電燈会社が開業し、常磐町に火力発電所を設置したのが歴史の始まり。開業当初の点灯申し込みは700灯のみだった。その後、電力の需要は急増し、1898(明治31)年には新たに裏高島町火力発電所が建設されたという。

次の登壇者は横浜市環境創造局 環境保全部長、関川朋樹先生。2007年に開設した横浜市風力発電所「ハマウィング」の機能や、横浜市が取り組んでいる新エネルギーの現況について紹介してくれた。塔の高さ78m、羽根の直径は80mにも達する巨大な「ハマウィング」。その建設には電波や飛行機の空路への影響や、当時は世界に2台しかなかった巨大クレーンの用意など様々な困難があったと建設当時の写真と共に振り返った。

最後は関東学院大学理工学部教授、中野幸夫先生が登壇。ITと電気を融合させた新しい送配電系統「スマートグリッド」や、通信機能を備えた電力メーター「スマートメーター」など、電気に関わる最新技術の可能性について解説してくれた。スマートメーターには電力使用量をデジタルで計量し電力会社にデータを送信する機能のほかにも、省エネ・節電への活用や電力使用量の変化によって高齢者を見守るシステムへの応用が期待されているという。中野先生は「スマートメーターへのニーズは日に日に増えています。10年後、世の中は大きく変わっているのではないでしょうか」と話し、講義を締めくくった。

私たちの生活になくてはならない「電気」をテーマに、歴史と現況、そして未来について語られた今回の講義。省エネや節電についても、あらためて考え直すきっかけになった。

次回は「横浜と横浜・みなとみらい21」をテーマに10月中旬に開催予定だ。

横浜ウォーカー編集部

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