和歌山県の文化を学ぶ!「学校にあるたからもの2」「黒潮の海に糧をもとめて」
東京ウォーカー(全国版)

和歌山県立紀伊風土記の丘では9月2日(日)まで夏期企画展「学校にあるたからもの2」が開催中だ。
和歌山県下の学校施設の近辺には遺跡や古墳が多くあり、学校の建設地が実は遺跡であったという学校施設がある。また、地域の人々から持ち寄られた資料が置かれた「郷土資料室」と呼ばれる部屋を設けている学校も少なからず存在している。
郷土資料室には、近隣の遺跡で発掘された土器などの埋蔵文化財や地域の人々が使用してきた農具や生活雑器などの民俗文化財、加えて古い教科書や地域の歴史を記した古文書などが収蔵され、展示されている。

同企画展では、平成28年に開催した「学校にあるたからもの」に引き続き、学校施設が所蔵する資料を取り扱い、学校所在資料と学校教科書とのつながりについて紹介。
展示を通じて、学校所在資料が教材として活用されてきたこと、そして、それらが貴重な資料であり、守っていかなければならないものであることを来場者に伝える内容となっている。

また、9月29日(土)~12月2日(日) の期間は、秋期特別展「黒潮の海に糧をもとめて 古墳時代の海の民とその社会」が開催される。古墳時代の遺構や遺物を通じて、海を介した人々の交流や、海の恵みの恩恵を受けた 漁撈活動や土器製塩などの生業、海辺の墓に葬られた人々とその副葬品などから、紀伊に根付いた 海の民の実像に迫る内容だ。
和歌山県の歴史や文化を学びに、ぜひ、和歌山県立紀伊風土記の丘へ出かけてみよう。
ウォーカープラス編集部
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