旭山動物園にやってきたブタ、100キロを超えて元気に穴掘り中

2018年9月12日 11:00更新

北海道ウォーカー 出村聖子

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今年2018年4/12、旭山動物園「第2こども牧場」に新たな動物がやってきました! 2018年2/8生まれのメスのブタ、2頭です。

旭山動物園/来園後、1週間ほど経った頃のブタ(2018年4/18撮影)
(C)旭川市旭山動物園

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旭山動物園/生後3か月ほどのブタ(2018年5/5撮影)(C)旭川市旭山動物園

この2頭は、ランドレース種のオスと大ヨークシャー種のメスから生まれた仔で、普段よく食べている品種のブタ。2017年度に20周年を迎えた「こども牧場」では、今年度「食育」をテーマのひとつとし、「人は動物の命をいただいて生きている」ということを伝える「いただきますパネル」を8つ展示。そのひとつが、このブタというわけです。

旭山動物園/ブタの「いただきますパネル」(2018年5月撮影)(C)旭川市旭山動物園

耳に緑色のしるしがついているのが「ゆず」、ピンク色のしるしがついているのが「うめ」で、来園時の体重は約30キロ。その後すくすくと成長し、8月末時点の体重は約100キロ! 通常、養豚場では生後180日、体重が105キロ程度になったら出荷されるそうなので、すでにそのくらいの体重になっているということですね。

旭山動物園/2018年9/4撮影。これで約生後7か月(C)旭川市旭山動物園

ブタはあまり目がよくありませんが、嗅覚がとても優れている動物。また、鼻を器用に使って物を持ち上げたり、土を掘ったりもします。もともとブタは、イノシシを改良して作られた家畜なので、「穴を掘ってエサを探す」というイノシシの習性を受け継いでいる部分があるそう。

旭山動物園/穴を掘るブタ(2018年5/19撮影)(C)旭川市旭山動物園

また、すでに100キロ超えを果たしているこの2頭、突進するパワーも相当なもののようで、柵や扉を破壊することもあるとか。その辺もイノシシパワーを感じますね! 旭山動物園ではブタと同じ偶蹄目イノシシ科のイボイノシシを展示しているので、見比べみると面白いかも。

旭山動物園/昼寝中のイボイノシシ(2018年5/10撮影)(C)旭川市旭山動物園

旭山動物園/昼寝中のブタ2頭(2018年5/10撮影)(C)旭川市旭山動物園

放飼場でも穴をがんがん掘る様子を観察できるようですが、鼻はもちろん、体に土がついていることもあります。「ブタはキレイ好きって聞くけど、なんで泥まみれなの?」と思うかもしれませんが、ブタは土浴び、泥浴びをして体をキレイにしているので、「不潔だから泥まみれ」ということではないんですよ。

旭山動物園/穴掘りをするので鼻には土が (2018年5/5撮影)(C)旭川市旭山動物園

ちなみに、一般的にブタの体脂肪率は15パーセントほど、と言われています。男性の標準体脂肪率が10~20パーセント未満、女性の標準体脂肪率が通常20~30パーセント未満ほどと考えると、「全然デブじゃない!」ってことになるんですよね。……「こんなに食べたらブタになっちゃう」なんて発言、ブタに申し訳ない。

旭山動物園/2018年9/4撮影のブタ。生後9か月ほどとなる(C)旭川市旭山動物園

近くに来たら触ることも可能な「ゆず」と「うめ」(かまれるかもしれないので背中を触ってください)。ちょっと毛も生えているので、ぜひ手触り、温度を感じてみては? また、冬期開園中も展示が予定されているので、もしかすると雪の中で過ごすブタを見られるかもしれませんね。今後も成長が楽しみなブタたちです。

旭山動物園/ブタの尻尾に生えている毛(2018年9/4撮影)(C)旭川市旭山動物園

※写真提供:旭川市旭山動物園

旭川市旭山動物園 ■開園期間:夏期開園4月28日(土)~11月3日(祝)  ■時間:夏期開園9:30~17:15(入園は~16:00)、10月16日(火)~11月3日(祝)は9:30~16:30(入園は~16:00) ■住所:旭川市東旭川町倉沼 ■電話:0166・36・1104 ■料金:大人820円、中学生以下無料

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