六本木ヒルズに“甲子園”が誕生!? 原寸大マウンドで桑田元投手が力投

東京ウォーカー(全国版)

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六本木ヒルズにあるテレビ朝日1階アトリウムに、なんと甲子園が誕生!? 8月7日(土)に開幕する「第92回全国高校野球選手権大会」を前に、これまでの甲子園の熱戦を振り返る「熱闘甲子園 30th展」が開催。その目玉として、門外不出と言われる甲子園の土が8月3日に初上陸し、テレビ朝日1階に甲子園の原寸大マウンドが作られたのだ。

この日はスペシャルゲストとして、甲子園で20勝という大記録を持つ桑田真澄元投手が自身の出身校であるPL学園のユニフォームを着て登場。「本当に東京にこの土が来たんですね。(甲子園に出場した)当時は、汗がマウンドに落ちると、それがジュワッと蒸発するような暑さでした」と感慨深げに振り返った。

イベントのために特別に作られたマウンドは、実際に甲子園を整備している会社が手がけ、傾斜などもそっくり同じに作られたという。マウンドに上がった桑田さんは「甲子園の傾斜はなだらかで、本当にこんな感じ。初めてマウンドに上がったとき、こんなになだらかなんだな、と思った記憶があります。(球を)投げやすいんですよ」と感想を述べた。

甲子園の土といえば、試合に敗れた高校球児が涙ながらに持って帰ることで有名だが、桑田さんは持って帰らなかったそう。「1年・2年で負けた時は、持って帰らなかったんです。最後に勝って持って帰ろうと思って」。その言葉通り3年で優勝し、最後の夏に土を持って帰ったというから、驚きだ。

また、熱闘甲子園でキャスターを務める長島三奈さん、栗山英樹さんも、この日は特別にマウンドに上がった。「本物ですよ。いい土の色ですね〜」と長島さんが語ると、栗山さんも「あまりに神聖なものなので、ドキドキしますね」と興奮を抑えきれない様子。そんな中、イベント開始の合図として、桑田さんがピッチャー、栗山さんがキャッチャー、長島さんがバッターになり、“始球式”も行われたが、「打っていいですよ」(栗山さん)と言われたバッターの長島さんは、「速くて打てないですよ」と苦笑い。桑田さんの投げた球は、美しい放物線を描いて栗山さんのミットに収まっていった。

最後に、現役・未来の高校球児にあて「勝つことだけが全てではない。負けることも大事。失敗から何かを学んで成長してほしい」とエールを送った桑田さん。同展では桑田さんをはじめ、今も現役プロ野球選手として活躍する選手の秘蔵品を展示しているほか、休日にはマウンドを体験できるイベントも開催予定だ。【東京ウォーカー】

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