2018年全国の紅葉見頃時期を予想!東・西日本の平野部も紅葉シーズンへ

2018年9月13日 19:00更新

東京ウォーカー(全国版) 国分洋平

Twitterで
シェア
Facebookで
シェア

※2018年11月7日更新

今年も全国各地で紅葉シーズンが到来。ウェザーニューズは11月6日(火)に2018年の第3回紅葉見頃予想を発表した。それによると、北日本の紅葉シーズンは終盤を迎え、これから色づきが進む東・西日本の平野部では、見頃時期が平年並となる予想。ただ、気温がやや高めとなる関東や東海では平年より遅い見頃となりそうだ。

2018年の全国紅葉見ごろ時期予想(11月6日(火)現在)
出典:ウェザーニューズ

全ての画像を見る(9件)

また、ウェザーニューズではスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通して全国10376人の回答をもとに葉の状態の調査を実施(調査期間:10月25日(木)~28日(日) 調査方法:紅葉する木々への台風の影響は?」と質問し、4つの選択肢(“影響なし”“倒木・枝が折れる”“葉が落ちた”“葉が変色”)から回答)。

台風による紅葉への影響(ウェザーニューズ調べ)出典:ウェザーニューズ

その結果、近畿や関東は台風のダメージがほかの地域よりも大きく、また、紅葉への影響に東西で違いがあることが明らかになった。近畿では“倒木・枝が折れる”が多く、特に大阪府(46.9%)、京都府(44.5%)、滋賀県(33.3%)で被害が発生。一方、関東周辺では“葉が変色”が多く、特に千葉県(46.2%)、静岡県(38.6%)、神奈川県(36.2%)など、沿岸地域に被害が集中していた。

原因については、近畿では台風の記録的な暴風による木々へのダメージが、関東では台風24号の雨雲が抜けた後も暴風が継続したため、雨に洗い流されずに残った塩分が多いことによる塩害が原因と考えられている。ウェザーニューズでは「地域全体の鮮やかさが劣るほどではなさそうですが、紅葉する木々や葉が少なくなった名所では、例年よりもボリュームに欠ける箇所があるかもしれません」とみている。

【北海道・東北】北日本の紅葉はほぼ終了、東北は11月中旬がラストチャンス

東北の紅葉見頃予想マップ(11月6日(火)現在)出典:ウェザーニューズ

北海道では主要な名所の紅葉はすでに落葉しており、紅葉シーズンはほぼ終了。東北でも山の名所では落葉が進んでいる。一方、盛岡城跡公園・岩手公園(岩手県)など平野部では11月6日現在見頃を迎えている。東北での今年の紅葉シーズンは11月中旬までとなる見込みだ。

【関東】平野部の見頃は11月下旬以降、沿岸地域は台風の影響も

関東の紅葉見頃予想マップ(11月6日(火)現在)出典:ウェザーニューズ

関東の山の色づきは、10月末に強い寒気が流れ込んだため一気に進み、中津峡(埼玉県)やいろは坂(栃木県)など、11月6日現在多くの名所で平年並の見頃を迎えている。この先は平年よりも気温が高めとなるため、成田山公園(千葉県)や上野恩賜公園(東京都)など、これから色づきが進む平野部では、平年よりも遅い見頃を迎える予想だ。

ただ、沿岸地域では多くの塩害報告が寄せられ、10月の降水量が平年よりも少なく鮮やかな色づきに適さない条件だったこともあり、平年よりも鮮やかさが今ひとつとなることが懸念される。

【中部】北陸は平年並み、甲信や東海はやや遅めの見頃

中部の紅葉見頃予想マップ(11月6日(火)現在)出典:ウェザーニューズ

9月~10月は平年並の気温で経過したことで、九頭竜湖(福井県)など北陸では平年並の見頃を迎えた所が多くなった。一方、甲信や静岡県では、10月は平年よりも気温がやや高く、富士山スカイライン(静岡県)では平年より5日遅い見頃を迎えた。

この先、北陸の気温は引き続き平年並で、永平寺(福井県)など平野部の見頃時期も平年並となる予想。一方、甲信や東海は平年よりやや高めの気温となり、河口湖畔(山梨県)や香嵐渓(愛知県)など、これから色づきが進む所では、やや遅い見頃を迎えそうだ。

【近畿】平野部でも色づきがはじまるも、台風による倒木懸念

近畿の紅葉見頃予想マップ(11月6日(火)現在)出典:ウェザーニューズ

近畿の山では平年よりも早く色づきが進み、高野山(和歌山県)では5日早く、玉川峡(和歌山県)では約2週間早い見頃を迎えた。11月6日現在、大原三千院(京都府)や奈良公園(奈良県)など平野部でも色づきが始まっており、これから色づきが進む嵐山(京都府)など、多くの名所では平年並の見頃時期を迎える予想だ。

ただ、紅葉への台風の影響を調べた結果、近畿では“倒木・枝が折れる”が36%に達し、全国10エリアの中で最も多くなった。台風の影響が大きかった当該地域では、木々や葉が減った分ボリュームに欠ける箇所があるかもしれないという。

【中国】平野部は11月中旬から見頃に、宮島は11月15日頃

中国地方の紅葉見頃予想マップ(11月6日(火)現在)出典:ウェザーニューズ

中国エリアの山では平年並の見頃時期を迎えた所が多いものの、奥津渓(岡山県)では寒気の影響で平年より6日早い見頃を迎えた。11月6日現在、立久恵峡(島根県)などでも徐々に色づきが進んでおり、これから色づきが進む宮島(広島県)や長門峡(山口県)など、多くの名所では平年並の見頃となりそうだ。

【四国】鮮やかな紅葉に期待!平野部は11月下旬から見頃に

四国の紅葉見頃予想マップ(11月6日(火)現在)出典:ウェザーニューズ

四国の山では10月末に流れ込んだ強い寒気の影響で一気に色づきが進み、雲辺寺山(香川県)では平年より5日早い見頃を迎えた。この先、気温は平年並となり、これから色づきが進む特別名勝栗林公園(香川県)など、多くの名所では平年並の見頃時期を迎える予想だ。また、天候条件としても鮮やかな紅葉が期待できるが、高知県では台風20号・21号による影響が心配される。

【九州】九年庵は11月17日頃から、秋月城跡では11月24日頃から見頃

九州の紅葉見頃予想マップ(11月6日(火)現在)出典:ウェザーニューズ

九州の山では色づきが平年よりも早く、深耶馬渓(大分県)では6日早く、北山ダム(佐賀県)では1週間早い見頃を迎えた。この先、気温は平年並となり、これから色づきが進む九年庵(佐賀県)は11月17日頃、秋月城跡(福岡県)は11月24日頃など、多くの名所で平年並の見頃と予想される。

なお西日本を中心とした一部名所では、西日本豪雨の影響により今なお道路の通行止めが発生しているところがある。紅葉狩りに出かける際は、見頃の予想とともに交通状況や台風の影響も合わせてチェックをしたい。

この記事の画像一覧(全9枚)

大きなサイズで見る

キーワード

関連記事

ページ上部へ戻る