個性的な味が楽しめる東京・国分寺のカレー3選

東京ウォーカー

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インド風や欧風、エスニック風など味わいの違いはもちろんのこと、スープの粘度や使われる具材、食べ方など、さまざまな種類が楽しめるカレー。国分寺はそんな個性豊かなカレーを味わえる専門店や喫茶店が充実したエリア。なかでも国分寺でしか食べられない独創的なカレー3品をご紹介!

フォトジェニックなカレーでSNS映え必至!「欧風カレー工房 すぷ~ん 国分寺店」


店先にはかわいらしい赤い椅子が。日替わりメニューや限定メニューなどが書かれた黒板も


白を基調とした店内。ベビーカーでの入店もOKで子供連れのママさんも多いのだとか


旬の食材や地元ブランド野菜“こくベジ”を使ったカレーが人気の「欧風カレー工房 すぷ~ん 国分寺店」。店頭に置かれている赤い椅子や手書きの黒板など、カフェのような雰囲気の店構えが印象的だ。「家族連れやカップル、女性一人でも入りやすい店を目指しています」と店長・庄司裕子さんが話すとおり、ベビーカーでも入れる空間作りやソファタイプの椅子が用意されているなど、店内の随所に細やかな気配りが感じられる。

「野菜カレー」(850円)の具材は時季によって変わる。秋においしくなるのはサツマイモやナス。単品のほか、サラダ+ドリンクセット(+200円)やサラダ+ジェラートセット(+300円)もある


同店最大の特徴は、その美しい盛り付け。赤や緑、黄色など「こくベジ」を含む8〜10種の野菜をトッピングした彩り鮮やかな「野菜カレー」(850円)は、見ているだけでワクワクする仕上がりに。ルーには生クリームを使ってあしらわれた植物の葉のようなデザインがほどこされ、テンションをアップさせてくれる。

「素揚げした野菜はほかのカレーにトッピングもできますよ」(庄司さん)


同店では、店主のアイデアが光る「日替わり」(800円~)も看板メニューの一つ。新しいレシピを毎日考える店主は「1度しかメニューに並ばなかったものも(笑)。季節の野菜や素材を使ったメニューが多く、素材の一番おいしい時期に食べていただきたいと思っています」と話す。旬の素材をカレーと共に味わって。

ココナッツ風味のカレーは健在!名店の味を引き継ぐ「cckari(シシカリ)」


アジアンテイストなカフェ風の「cckari」


2018年4月にオープン。実は同店、今はなき、国分寺で人気を博したカレー専門店「ハバカーる」の味を引き継いでいる。先代店主がインドやアジア各国の料理を参考にし、日本人の舌にマッチするように作り上げたココナッツミルクを使ったアジアンカレーを、「ハバカーる」が閉店した今でも楽しむことができる。

ルーに使われるオイルインペーストのビンにはユニークなイラストが描かれ、楽しい雰囲気に


「cckariの“㏄”はココナッツという意味で、“kari”はスパイスを煮込んだもの。これらを合わせてcckariという造語を店名にしました。また、国分寺駅北口再開発地区のタウンネーミングであるcocobunnji(ココブンジ)にも“C“が2つあることもあり、国分寺の人たちにも親しみを持ってもらえるかなと(笑)」と、店長の松井寛征さんとスタッフの矢口良平さんは話す。

溶き卵が入った「ふわたまチキンカレー」は、刺激を抑え気味にココナッツの風味をより楽しめる


ココナッツベースのカレーは、豚肉を使った「スタミナカレー」(750円)や「やさいキーマカレー」(880円)など種類も豊富。なかでも人気は、キャベツやタケノコ、チキンなどのたくさんの具材がまろやかな風味のスープ風カレー「ふわたまチキンカレー」(850円)だ。大きめにカットされた具材は、煮込まずにカレーと一緒に炒めて味を調えるので、しっかりとした食感が楽しめる。カレーは、干しエビなどを炒めたタイの調味料“チリインオイル”にスパイス数種を加え、ココナッツミルクで味を調整。一晩寝かせることでココナッツの風味とコクを一層アップさせている。

1~9まで、0.5刻みずつ辛さを選べる


テイクアウトもできるラッシーやラッシーカクテルも人気。プラス50円でタピオカの追加や無料で甘さの調整も可能だ


カレーの辛さは、トウガラシの実を乾燥させた“カイエンペッパー”を使ったオリジナルスパイスで調整。通常の「1カラ」から、突き抜けた辛さ「9カラ」まで0.5刻みずつ辛さを選べるので、よりココナッツ風味を楽しみたい人は低めを、激辛好きは4~5を、それより刺激が欲しい人は店員さんと相談して決めよう。「今後は自分たちが作った新作カレーも考案していきたい」とスタッフの矢口さん。独創的なオリジナルカレーを受け継いだ「cckari」の新作カレーに期待が高まる。

超大盛も可能な喫茶店のカレー「珈琲専門店 ファーム」


昔ながらの喫茶店。勉学をする学生や仕事中の休憩に訪れる人も多い


店主の長谷川利美さん。国分寺の喫茶店でコーヒーを淹れ続けて、28年目を迎えた


オープンして10年目を迎える「珈琲専門店 ファーム」。マスターの長谷川利美さんは「昔は喫茶店も国分寺にはたくさんあって、カレーを作っている喫茶店もあったと思いますよ。今では喫茶店もすっかり減ってしまいました。でも、駅ビルが誕生したことで街全体が勢いづいているような気がしますね」と話す。

隠し味のコーヒーがコクを生み出している「自家製カレーランチ」(730円、サラダ&コーヒーまたは紅茶付き)。写真は「普通」盛り。注文は11~15時まで


カレーは、スパイスを加えながら大量に刻んだタマネギを炒め、ごろりとした豚肉と一緒に煮込む。そして、同店ならではのポイントが、コーヒーを加えること!「コーヒーがコクを引き出してくれるんだよ」と長谷川さん。さらに一日以上寝かせることで、豚肉の旨味とタマネギの甘味が染み出した味に仕上がるという。

白米の量が600グラムの「メガ1」(1000円)。白米&カレーは「普通」の3倍!


自家製カレーは味だけでなく、その量にも驚かされる。「普通」(200グラム・680円)、「大盛」(400グラム・840円)、「メガ1」(600グラム・1000円)と白米の量が200グラムごとに増量でき、最大「メガ10」(2400グラム・2460円)まで可能だ。「食べ盛りの学生さんも多い街だし、たくさん食べて欲しいよね。女性でも1キロぐらい食べちゃう子がいるから驚きだよ(笑)」とマスター。超大盛りでも飽きがこず食べ続けられるのは、奇をてらわない絶妙な味だからこそ。

気さくな人柄が魅力なマスター。一度来たら常連になりたくなること間違いなし!


「喫茶店って敷居が高く思われがちだけど、カフェみたいに気軽に立ち寄ってほしいね。セットで食べたら淹れたてのコーヒーも付くんだよ。安く、おいしく、コーヒーもカレーも味わっていってもらいたいね」と長谷川さん。マスターの人柄が感じられる喫茶店で、どこか懐かしい味わいのカレーを楽しんでほしい。【ウォーカープラス/PR】

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