座長・山田裕貴とともに映画初出演を果たした乃木坂46・齋藤飛鳥が福岡へ!博多弁はライブでウケが良い!?
九州ウォーカー
2011年にほぼ無名のキャスト、新人監督の作品でありながら200万人を動員し、社会現象を巻き起こすほどの空前のヒットとなった台湾映画『あの頃、君を追いかけた』。映画界にもファンが多い本作が、舞台を日本に移し長谷川康夫監督のもと日本版として製作。本作で主人公の浩介を演じた山田裕貴、ヒロイン真愛を演じ、今作で映画初出演を果たした乃木坂46の齋藤飛鳥が来福。撮影の思い出やお互いの印象などを語ってくれた。


本作は、主人公・浩介の心情に沿って物語が描かれていく。作品の主軸となる浩介の演技について山田裕貴は「真愛に対する距離感が重要になってくるので、感情の変化を動きとともに表現していくことに気をつけていました。真愛を見る回数とか、目を合わせる回数とか、体の向きとか、そういう小さなことをシーンによって増やしたり、減らしたり、細かな部分で計算をしていました」と当時を振り返った。

今回映画初出演となる乃木坂46の齋藤飛鳥は「映画の出演が初めてだったのでつかみきれていない部分もあり、撮影中に悩んだこともありました。最初に脚本を読んだときに、真愛ちゃんがとても優れた人間に思えたので、作り込んでお芝居にのぞまないといけないなと思っていましたが、監督からがんばりすぎなくていいと言っていただいて少しホッとしました(笑)」と緊張の撮影を思い返した。

さらに、「この作品はリアルさが大事と言われ、撮影当時まだ10代だった私の等身大の姿がうまく反映されたほうがリアルに伝わると思ったので、深く考え込むのをやめて、山田さんたち共演者の方々が導いてくれるところに乗っからせてもらおうと思っていました(笑)。撮影が進む中で、齋藤飛鳥と他のキャストのみなさんの関係性が変わっていくのと、真愛と他のキャストの方との関係性が変わっていくというのが、うまくシンクロしていけばいいなと思っていた」と役に自身を重ねていたことも明かしてくれた。

一方山田裕貴は、「監督とは細かい話はしていなくて、真愛(齋藤飛鳥)ともあえて芝居の話を一切しなかったです。撮影以外で仲良くしていると、それが芝居にほんの僅かでも見えてくるような気がして、それはダメだなと。お互いが好きなように生きている時間があったからこそすれ違ったということを際立たせたかったので、あえて芝居の話はしませんでした。映画初出演の飛鳥ちゃんには申し訳なかったなと思っていますが……」と話した。

また、主人公・浩介のキャラクターについて「観てくれる方が『あー!こういうヤツいたな!』って思ってくれるような男の子にしたかったです。悶々としている感じを抱えつつも、なんかコイツ世界を変えてくれそうだなみたいな、目に見えない力みたいなものを持っている人にしたかったというのはあります」と語った。

ヒロイン・真愛との共通点について齋藤飛鳥は「真愛ちゃんも私も、周りからクールと言われるところが似ています。キャラクター的にはそれくらいしか同じ要素がないのですが、真愛ちゃんのセリフに共感することがあったり、私も実際に普段言っているなと思うセリフがいくつかありました」と話した。

二人に福岡の印象について尋ねると、山田裕貴は「他作品ですが、北九州で撮影させていただいたこともありますし、博多弁をしゃべる役を演じたことがあったので、すごく練習した思い出があります。あとは博多ラーメン、明太子が大好きです!」
ライブでもよく福岡に訪れるという齋藤飛鳥は「福岡にはライブでもよく来させて頂いているので、食べ物も食べ尽くしているくらいたくさんいただきました(笑)。ファンの方も方言が好きで各地で方言を話すこともありますが、その中でも特に博多弁を使うと一番リアクションがいいので(笑)、よく使わせて頂いています!」
映画「あの頃、君を追いかけた」は10月5日(金)全国ロードショー。
文乃
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