最古のネコに百獣の王子? 旭山動物園にやってきた注目の動物たち!

2018年9月27日 13:15更新

北海道ウォーカー

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旭山動物園には今年2018年もいろんな動物たちが来園していますが、そのなかでも編集部が注目する「これからが楽しみな動物」を3種類ピックアップしますね!

まず1種類目。これから冬に向かって「もこもこ」な姿に変わっていく、マヌルネコです。埼玉こども動物自然公園で2017年4/20に生まれたオスで名前は「グルーシャ」、今年7/19に来園し、現在1才9か月ほど。レッサーパンダ舎のすぐ隣で展示されていますよ。

旭山動物園/隣で吊り橋を渡るレッサーパンダが気になるマヌルネコ(C)旭川市旭山動物園


マヌルネコはシベリア南部から中国、イランなどの高地で生息していて「世界最古のネコ科動物」とも言われているそう。見た目は「ちょっとワイルドなイエネコ」な雰囲気ですが、よーく見るとペットのネコとは違うポイントがいろいろあります。

【写真を見る】旭山動物園/瞳孔は丸いまま収縮するマヌルネコ(C)旭川市旭山動物園


分かりやすいのが耳の位置。ペットのネコだと頭の上にありますが、マヌルネコは上というより横、目の高さぐらいに耳がついているんです。そして「目」。ネコの目=明るい場所だとタテに細くなる、なんてイメージがありますが、マヌルネコは常にまん丸(明るい場所だと小さくなる)。目の位置もペットのネコに比べてやや上側についています。ちなみに、ライオンやアムールヒョウといった猛獣類の目も黒目は常に丸いんですよ。

旭山動物園/マヌルネコ(バックヤードで撮影)(C)旭川市旭山動物園


また、ペットのネコは品種改良でいろんな毛の色、模様をしていますが、マヌルネコは基本的に灰色で四肢は黄土色。放飼場で見ることはできませんが、エサとして馬肉やヒヨコを食べているそうですよ。もともと寒いところに棲んでいる動物なので冬は防寒のため「もこもこ」になっていくようですから、寒い旭川でどんな姿になっていくのか、期待大ですね!

旭山動物園/ライオンのオリト(バックヤードで撮影)(C)旭川市旭山動物園


続いてはライオンです。2017年11月にオスの「ライラ」、2018年4月にメスの「レイラ」が死亡、どちらも20歳を超える高齢個体でした。長年連れ添った老夫婦がいなくなり寂しい状況でしたが、今年8/7、群馬県の桐生が丘動物園からオスの「オリト」が来園! まだ1才という若さで、大人の個体に比べれば体も小さく、タテガミも薄く、脚には幼獣だけに見られるまだら模様も残っています。「百獣の王」ならず「王子」な若々しさに満ちていますよ!

旭山動物園/放飼場に出る訓練初日のライオン「オリト」(2018年8/27撮影)(C)旭川市旭山動物園


来園してまだ間もなく、今はゆっくりと旭山動物園の環境に慣らしている状態。なので、放飼場には出ないことが多い日々ですが、これからの成長がとても楽しみですね。

旭山動物園/シロフクロウのメス(C)旭川市旭山動物園


そして最後はシロフクロウ。旭山動物園では2015年8月からオスのみの展示となっていましたが、今年4/18に苫小牧市・ウトナイ湖野生鳥獣保護センターからメスが来園。真っ白な姿のオスとは違い、メスは黒い斑点模様があるので見分けがつきやすいですよ。

旭山動物園/シロフクロウのオス(写真左)とメス(右)(C)旭川市旭山動物園


メスが来園した当初はお互い警戒していたようですが、最近はケンカすることもなく、つかず離れずの状態とのこと。旭山動物園でのシロフクロウの繁殖は1990年~1992年、1994年と4度成功していますが、このペアはどうなるか!? ドキドキしながら、こちらも気長に待ちましょう。  

旭山動物園/シロフクロウ舎(上がオス、下がメス)(C)旭川市旭山動物園


3種類の動物をピックアップしてきましたが、このほかにも仔やヒナたちの成長や繁殖、寒くなるにつれて見た目が変わっていく動物など、これからが楽しみな動物たちはいろいろ。何度でも足を運んで、旭山動物園でのびのび過ごす動物たちの姿をその目で観察してみてくださいね!

※写真提供:旭川市旭山動物園

旭川市旭山動物園 ■開園期間:夏期開園4月28日(土)~11月3日(祝)  ■時間:夏期開園9:30~17:15(入園は~16:00)、10月16日(火)~11月3日(祝)は9:30~16:30(入園は~16:00) ■住所:旭川市東旭川町倉沼 ■電話:0166・36・1104 ■料金:大人820円、中学生以下無料

出村聖子

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