古いものから新しいものまで数々のひな人形!福井県大野市「重陽の節句展」
東京ウォーカー(全国版)
福井県大野市の大野市民俗資料館ほかで、10月21日(日)まで「重陽の節句展」が開催されている。

9月9日の重陽の節句には、「健康」「長寿」「幸福」を願いひな人形を展示。これは「後の雛(のちのひな)」と呼ばれている。

担当者は「『重陽』とは、五節句の1つで中国の陰陽思想からきています。3月3日など奇数が重なることは、幸せになるといわれ、数が1番多い9月9日は、重陽と呼ばれました。この時期にひな人形を飾ることを『後の雛(のちのひな)』と言います。越前おおののひな祭りは、もともと家で飾られなくなった人形を引き取り、みんなに見ていただきたいと始まりました。
今回重陽の節句で飾られているものもその一部です。京都で最高峰といわれる人形作家、大木平蔵の作品もあります。展示されている明治時代の作品は、面長顔にきりりとした目鼻立ちで艶やかな表情をみせる。間近で見られる機会なので、必見です。
また、変わり雛も展示中です。昨年話題になった加藤一二三九段と藤井総太四段の対局をモチ-フにした雛は、めったに見られないものです。市内8会場で開催されている展示は、各会場それぞれ違ったひな人形を見ることができます。大野の城下町を巡りながら一緒に楽しんでもらえたらと思います」と展示会について語る。

ここでしか見られない貴重な雛人形を見に「重陽の節句展」に行こう。
ウォーカープラス編集部
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