埼玉・所沢市で食べたい!こだわりラーメン3選
東京ウォーカー(全国版)
ラーメンの隠れた名店がそろう街として知られる所沢。狭山茶を生かした鶏白湯スープや長崎ちゃんぽん風のシーフードラーメン、羽釜でじっくり炊き出す本格豚骨ラーメンなど、所沢でしか食べられないオリジナルラーメン3品をご紹介!
狭山茶を隠し味に使った鶏ラーメンが自慢の「中華そば 桃李」

2011年にオープン。実は同店が開業する前、この場所は別のラーメン店が店を構えており、その店の厨房に立っていたのが「中華そば 桃李」の店主、田村洋(たむらひろし)さんだ。
「お世話になっていた店が移転することになり、それをきっかけに独立しました」と店主。同じ場所で自分の店を構えることになった田村さんは、「所沢の街も、足を運んでくださるお客さんのことも好きだったので、この場所で頑張ろうと決めました。“桃李”の自慢は、鶏白湯のスープです。スープ作りは独学なので最初は苦労しましたが、今では自分の理想を形にできていると思います」と話す。

メニューは鶏白湯スープのラーメンの塩と醤油、つけ麺の塩と醤油、そして鶏清湯をベースにした魚介醤油スープのラーメンとつけ麺の計6種。これに、旬の素材を使った月ごとの限定ラーメンが味わえる。なかでも店の顔ともいえる一杯は、鶏白湯ラーメンの塩味!

青森産の地鶏を使った鶏ガラと肉付きガラをじっくり炊き出した鶏白湯スープは、丸一日しっかりと寝かせ、味を安定させる。また、炊き出すときに出る余分な脂を丁寧に取り除くことで、あっさりと食べられるように仕上げている。
そして、沖縄の自然海塩をベースにした塩ダレにも特徴が。「カツオ節などの旨味のほか、ブレンドした狭山茶(埼玉県入間市、所沢市、狭山市をはじめとした入間郡内を主産地とする煎茶)を加えています。お茶をプラスすることで雑味を抑え、後味のよい爽やかな風味になるんですよ」と田村さん。その言葉通り、キレの良い一杯となっている。喉越しの良い細麺との相性もバッチリだ。


毎日でも食べられる飽きのこないすっきりとした味わいの鶏白湯スープ。一方、透き通った琥珀色の鶏清湯スープに魚介ベースのカエシで味付けした魚介醤油スープは、コクのある味わいに。狭山茶を隠し味に使った2種類の鶏ラーメン&つけ麺をぜひ、味わって!
個性的なラーメンで勝負する「らーめん カッパハウス」

“楽しく、美味しく、おもしろく”をコンセプトとした「らーめん カッパハウス」。やかんが営業を知らせる看板になっていたり、テーブルの上に「麺の在庫には限りがあるので替玉はおひとりさま100玉まで」と書かれた紹介文があるなど、そのユニークな店構えから、若者や学生たちが訪れやすい空間となっている。
気になるメニューも個性派ぞろいだ。豚骨と鶏ガラを使ったスープにトマトの酸味が特徴の「とまとらーめん」(750円)が人気だが、今回は2018年9月19日からカップラーメンとしても販売され人気を集めている「シーフードらーめん」(750円)に注目したい。

濃厚豚骨スープに魚介と野菜の旨味をプラスしたスープで、ニンニクと鷹の爪、ショウガで作った香味油やブラックペッパーなど加えた重層的な味わいの「シーフードらーめん」。
エビ、イカ、アサリといった具材もたっぷりで、モッチリとした太麺の自家製麺との相性もバッチリ!パンチの効いた塩味はガッツリ系男子にイチオシだ。


このほか、自家製のブレンド味噌を使った「とまと味噌つけ麺」(800円)や、鶏ガラや煮干しをじっくり煮出した塩味にレモンをのせた「レモンらーめん」(750円)も美味。
「個性的なラーメンを味わいたい方は、足を運んでください!今までにないラーメンを味わえますよ」と、年間500杯を食べ歩いてきたというスタッフの“くぼちゃん”さん。ラーメンマニアが太鼓判を押す変わり種は必食だ!
ビートたけしが名付けたラーメン店「まぼろし軒」

芸人の島田洋七が所沢に住んでいた時代に、“酒を飲んだあとの深夜に食べられるラーメン店がない”という理由から自らオーナーとなり、1987年にオープン。“夕方に幻のようにオープンし、明け方に幻のように消えてゆく”ことから、ビートたけしが「まぼろし軒」と名付けたという。
その後、2人の友人で現店主の小田富男さんが店を引継ぎ、今年で31年目を迎える。店主の小田さんは“トミー”と呼ばれ、島田洋七は“ヨッちゃん”、ビートたけしは“タケちゃん”と呼び合う間柄だ。


ラーメンは豚骨スープがメインの醤油、塩、味噌、そのほかに鳥ガラをベースにした醤油、塩、豚骨スープと鶏スープを合わせたミックスの醤油、塩が味わえる。店主は九州で2年間修業をしたこともあり、イチオシは「とんこつ塩 牛すじラーメン」(670円)だ。

巨大な羽釜で50キロの豚骨を2日間じっくり煮出すことで、臭みのない、スッキリとした旨味がダイレクトに伝わる豚骨スープに、少量の背脂と6時間以上煮込んだ牛スジの甘味がじんわり染み出す。歯切れのよい細ストレート麺がよく絡み、本場の博多ラーメンを感じられる一品だ。



「31年もやればいろんなこともあるけど、あの釜や味は守っていくつもりだよ。今はランチ営業もやってるから“まぼろし”ではなくなっちゃったけど(笑)」と小田さん。
「いまでも有名人がお忍びで来るけど、写真や動画撮影はやめてね。お酒を飲みながら、ゆっくり楽しんでほしいからね。もう70歳だけど、頑張れるだけ頑張っていくよ」。
新しい味を追い求める店から、親しまれてきた味を守り続ける老舗まで個性豊かなラーメンが楽しめる所沢。お気に入りの味を探しに出かけてみて!【ウォーカープラス/PR】
CRAING
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