3年目の本気!Bリーグは超ワクワクするエンタメ空間になっていた!

東海ウォーカー

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チアの中央にはあれあれ? 映画で見たことがあるようなヒーローが…


10月4日からB1リーグ2018−19の新シーズンが開幕した、設立3年目を迎えるBリーグ。1年目2年目がホップステップなら、3年目は各クラブにとってジャンプするための大切なシーズンになる。パワーアップを確認するため、10月6日(土)にドルフィンズアリーナで行われた、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(以下名古屋D)VSシーホース三河の愛知ダービーに行って来たぞ!

クラブの本気度は開始前の演出で探れ!


【写真を見る】身体能力が半端ない彼の名はレッドル!名古屋ダイヤモンドドルフィンズの応援団長に今季より就任


この日の入場者数は3420人。シーホース三河のブースターも大勢駆けつけていた


ハード(アリーナ)に限りがある以上、各クラブはソフト(飲食やサービスやバスケの内容)で勝負するしかない。そこで、クラブが本気を出さなきゃいけないのがオープニングの映像と選手入場時の演出だ。試合前の緊迫感やワクワク感をさらに高めてくれる。

試合前に円陣を組むシーホース三河の選手たち。今年のチームスローガンは「From top to bottom」


今シーズンから名古屋Dのホームゲーム演出は、映画「20世紀少年」などの監督として知られる演出家・堤幸彦氏が手がけている。堤監督は名古屋市出身で適任に思うし、プロローグムービーは会場からクスッと笑いも出て「さすが!」の一言。選手入場時には、小牧市出身のヒップホップアーティストAK-69の曲が流れ、チアリーダーのダンスと見事にマッチング。音も照明も含めて悔しいくらい最高の演出だった!

ダンスに側転、バク転までやる、パフォーマンス応援団長のレッドル!今シーズンの名古屋Dはすごいぞ!


一方のシーホース三河だが、8月にスチールやムービーの制作現場にお邪魔させてもらった。完成品はまだ見ていないけれど、映画の撮影のようなセットを見る限り、めちゃくちゃカッコイイ内容と予想!昨シーズン以上なのは間違いない。10月13日(土)、14日(日)に開催されるシーホース三河のホームゲーム演出も要チェックだ!

3年目はこれまで以上の地域密着がカギ


屋台が並び、さまざまなフードが楽しめる。これは昨年から見慣れた光景だ。すると「今年から始めたんですよ!」と威勢いい声が。紹介されたのがショップ「ドルフィンズマルシェ」のドルフィンズセット。おつまみ1品とビールがセットで1000円で、注目したのがそのケース。なるほど!映画館で見かけるような紙のトレイが付いている。これならドリンクをこぼす可能性は減るし、床に置いても清潔感が保たれ、捨てるのも楽々。これは観戦するのに嬉しいサービス!

素直に「いいね!」と思ったドルフィンズセットのケース。やるね!


また、名古屋Dのシーズンスローガン「DO,RED.」が印刷された扇子も販売。お値段は納得の758円(ナゴヤ)で、これは名古屋の伝統工芸品「末廣堂」が製作している。堤監督やAK-69などからもわかるように、3年目のBリーグは「さらなる地域密着」が、各クラブのテーマとなっていきそうだ。

「DO,RED.」の扇子。見た目もおしゃれで、センスのいい扇子


三河ブースターのこういうところがめっちゃ好き!


シーホース三河の鈴木ヘッドコーチと奥には駆けつけた三河ブースターが。全員が1つになって青援(声援)を送る!


選手との距離は変わらず近い。1階のベンチ近くの席を押さえれば、選手を間近で収める絶好のシャッターチャンスも多数ある。名古屋Dは、選手がブースターをお見送りしていた。選手に「明日も頑張って!」とエールが直接送れて、親しみも湧く。プライドをかけた勝負事なのでヒートアップする場面もあるが、温もりを感じる時間のほうが断然多い。アリーナにファミリーが安心して行けるのも、こうしたアットホーム感があるからだろう。

そして、「おおーっ!」と胸が熱くなったのが三河ブースターのコール。普通ならば「外せ!」と敵のチームにブーイングする場面なのだが、名古屋Dのフリースローになると、三河ブースターは「Go!シーホース!」とコールしていた。実は、クラブと応援団が話し合って、シーホース三河は今年から味方に声援を送るように変更したとか。これは見ていて清々しかった。個人的な意見だが、ブーイングというアクションは、日本人には少し向いていない気がしていた。海外の良いところは真似しつつ、プロ野球の選手応援歌のように、Bリーグは独自のカルチャーと作っていけばいい。クラブもブースターも意志を持って共にこうすることを選んだ。シーホース三河のこういうところが、本当に好きだ。

シーホース三河のホーム開幕戦に期待大!!


試合は接戦の末、名古屋Dが勝利。愛知ダービーにふさわしい白熱したゲームだった。今シーズンの名古屋D、かなり強いぞ!

3年目を迎えたBリーグ。今回の試合を見る限りクラブごとにスピードの違いはあっても、アリーナは確実に素晴らしい空間へ進化している!そして、10月13日(土)14日(日)はシーホース三河のホーム開幕戦。コタツ席や自撮り撮影会など、Bリーグでいち早く新サービスの創出に取り組んできたチームが、今シーズンはどんな演出で、どんな空間を用意して、楽しませてくれるのか興味津々!みんなが思うバスケットボールのイメージ、それは間違っているかもしれない。激しくてスピーディーで迫力があるけれど、それ以上のドキドキ&ワクワクがある。ジャンプの3年目、各クラブの本気を体感してみよう!

試合前には大村秀章愛知県知事が登場。「ここ(ドルフィンズアリーナ)の大家ですから」と一言


ホーム開幕節でプレゼントされるプレイヤーズマスク(先着)。10月13日(土)、14日(日)のシーホース三河のホーム戦ではシーホースくんを予定!


ブレイクが期待されるシーホース三河の生原選手!笑顔が超ステキなのです!


金丸選手に「外せ〜!」と念を送るバーレル選手。もちろん金丸選手は決めちゃいます


要所で好プレーを見せた森川選手(三河)。今年はやってくれますよね!


シックスマン

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