猛暑の中、2010年“コンビニ中華まん商戦”早くもスタート
東京ウォーカー(全国版)
残暑どころか、9月も“猛暑”が続くというニュースが飛び交う中、コンビニ各社からは早くも10年の新作中華まんが次々と発表されている。コンビニによっては通年販売する店舗もある“中華まん”だが、各社の“力作”がそろうのはやはりこのタイミング。“夏に中華まん!?”というギャップの理由や、今年の傾向など、2010年の“コンビニ中華まん商戦”を追った。
そもそも、なぜこの時期に中華まんが一斉に登場するのか。その理由は“気温差”によるものが大きいという。「徐々に昼夜に気温差が大きくなり、肌寒いと感じる夜が増えてくると、温かいものを手に取る方が増えてくるんです」とは、ローソン広報の村上さん。加えて、夏の終わりごろからホットフードをお客さんに印象付けておくことも、この時期に発売する大きな目的だという。
そんなローソンが、第1弾として8月31日(火)に発売するのは、横浜中華街の人気店とコラボした「横浜中華街 りーろん謹製 白まる肉まん」と「黒まる肉まん」(各180円)。“白まる”は塩味ベースのあっさりした味わい、“黒まる”は醤油ベースの濃厚な味わいで、共にダイスカットした豚肉と豚脂がジューシーな豪華肉まんだ。今後の展開について、ローソン商品担当MDの吉岡さんは、「今年度は、毎月新商品を出すなどバラエティ感をアピールしていきます。9月には新しいフレーバーも登場予定です」とコメント。10年のローソン中華まんは“バラエティ力”で勝負していくと話す。
また、ファミリーマートも8月31日(火)に、米粉を使った生地の「あんまん」「こしあんまん」(各100円)を発売。モチッとした食感がクセになる新作だが、今年は、素材だけでなく“値段”にも力を入れるよう。「定番の『肉まん』や『ピザまん』など、中華まん5種を全品100円に統一します」と、ファミリーマート広報の伊藤さんも味と値段には自信の笑顔だ。
一方、昨年、カロリー40%OFFの「肉まんLight(ライト)」や、ブタの形をした「ミニチャーシューまん」を発売するなど、“変化球モノ”に強いサークルKサンクスは、今年も有名店とタイアップした商品や、有名キャラクターの中華まんも発売する予定。「2008年から人気の『ミニ中華まん』シリーズも引き続き“続投”していきます」(サークルKサンクス バイヤー・玉置さん )とのことで、こちらは子供や女性を中心に注目を集めそうだ。
猛暑の中スタートした2010年の“コンビニ中華まん商戦”。各社それぞれの持ち味を活かした中華まんが最終的に出揃うのは10月ごろ。今年はどんなコンビニ中華まんが、舌だけでなく目でも楽しませてくれるのか、今から楽しみなところだ。 【東京ウォーカー】
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