埼玉・日高市へ移転した名店の理由は…「中華そば専門 とんちぼ」

東京ウォーカー(全国版)

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日々さまざまな店を取材するラーメンウォーカー。移転やリニューアルの話も当然多く聞かれる。今回はその中から、埼玉にある店舗のリニューアルに注目してみた。

移転前からの独自技術で煮干し風味を自在に「中華そば専門 とんちぼ」


新店舗は洗練された切妻式の屋根が印象深い。上品な雰囲気が辺りにただよう「中華そば専門 とんちぼ」


2017年9月に日高市へと移転した同店。スープには、アジやウルメ、セグロなど6種の煮干しを使用。甘味や渋味、苦味といった特徴を捉え、メニューによって配合を変更する。鮮度を落とさず旨味を抽出するためにミキサーで粉砕し、茶こしを使って手鍋にダシを取るこだわりのスタイルを貫いている。

【写真を見る】独特の方法で取るダシの旨味が引き立つ、定番の「煮玉子そば」(840円)


人気は豚骨と挽き肉、鶏肉で旨味を引き出し、煮干しの一番ダシを合わせたスープの「煮玉子そば」(840円)。素材すべての旨味がバランスよく味わえる定番の一品だ。

移転後も変わらない美味しさ、「つけそば(特製)」(1170円)


煮干しの風味が濃厚な「つけそば(特製)」(1170円)は不変の味。苦味のある味は煮干しの内臓などを圧力鍋で煮出した二番ダシで完成させる。

「鶴ヶ島市から移転しました。高麗川沿いの自然豊かな素敵な場所です。ラーメンに合う日本酒も取りそろえていますので、ぜひ一緒にご堪能ください!」と店主の丸岡匡太郎さん。


店主の丸岡さんは東京都品川の「中華そば 多賀野」で修業し、2008年に鶴ヶ島市で独立した。幸いにも店はすぐに人気店となるが、同時にある悩みを抱えるようになった。「杯数が出るようになると、食材倉庫が手狭になって。あと、店内に製麺室を設けて自家製麺に切り替えたかったのもあります」。移転し、床面積を大幅に広げた新店舗の横に自宅も建てた。休日は娘を連れてラーメン店を巡るのが楽しみと語る丸岡さん。新天地でのさらなる活躍に期待したい。

開放的な店内は、白を基調とした清潔感あふれる造り


■中華そば専門 とんちぼ 住所:日高市栗坪26-46 電話:090-6304-1018 時間:11:30~14:30 休み:月 席数:16席(カウンター8、テーブル8) タバコ:禁煙 駐車場:13台(無料)

ラーメンWalker編集部

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