転びにくい!氷を使わないスケートリンクの滑り心地
東京ウォーカー
真っ白な氷の上をすべるアイススケートリンク。そんな常識をくつがえす“氷を使わない”スケートリンクがこの冬「ららぽーと豊洲」や「日比谷パティオ」などに相次いでオープンし、注目を集めている。
では、その氷を使わないスケートリンクとは一体どのような滑り心地なのか? 運動神経ゼロの記者が「日比谷パティオ」にある「クリミオ キャンディーリンク」で体験してきた。
スケートリンクは「日比谷パティオ」内の奥のスペースにある。リンクは20×25mと小ぶりで、初心者にうれしい大きさだ。遠くから見ると氷のスケートリンクと変わりないものの、近づいてみると明らかに氷ではない事がわかる。リンクの材質は特殊プラスチック。そのプラスチック上にワックスを塗り、ゲームセンターにあるホッケーゲームのような質感になっている。スケート靴は特別なものではなく、通常のアイススケート用のもの。足元がぐらつかないように足首までしっかりとひもで止め、いざスケートリンクへ。
外周の手すりをしっかりとつかみ足を踏み出すと、すーっと滑るスケートの感覚。思ったよりスムーズにすべるため、背中にだらだら汗が…。恐怖を感じつつも、記憶を呼び起こして以前滑った氷のリンクと比べると、抵抗力が少なく足がとられる事は少ない印象。氷のようにスケート靴で表面に傷がつかないので転びにくいとのことで、子供でも安心だ。
記者は命綱である外側の手すりをつかんで、よたよたと一周してみた。足をとられてひやっとする場面は多々あったが、転びそうになっても自分で動きを止める事ができる。まさに初心者向きのリンクだ。
5分ほどで慣れてきて、いよいよ手すりから離れてすべることに。ここで上級者の方がコツを教えてくれた。「スケート靴の刃を内側に倒して、腰を落としてひざに力を入れてすべるとうまく滑れますよ」なるほど。教わったものの、腰を落とす余裕すらない記者。
手を離し、リンクの中央へ。バランスがとれず思うようには滑れないが、転ぶ事もなくリンク上を歩いているような格好となり、ちょっぴりプロ気分。何往復かして思う存分スケートを楽しんで終了した。手すりはなかなか離せなかったものの、転びにくい安心感からか楽しくすべる事ができた。そして何といっても氷のリンクと違い冷たくない!
オープン直後の12/7(日)は、150人もの人が氷を使わないスケートリンクを楽しんだ。都会の真ん中に登場した氷を使わないスケートリンク。気軽に行ける冬遊び、楽しんでみませんか?【東京ウォーカー/白石知沙】
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