編集部が独断で選出！10月のシーホース三河月間MBP選手は加藤寿一に決定！

アリーナを最も熱く燃やした選手に贈るMBP

各地で盛り上がりを見せている、プロバスケットボールBリーグ2018−19シーズン。シーホース三河は5勝5敗とまずますのスタートを切った。さて、10月終了時を振り返り、東海ウォーカースタッフが独断で選ばせてもらったのが、シーホース三河の月間MBP選手だ。MBPとは「MOST BURN PLAYER」の略で、「アリーナをもっとも熱く燃えさせた選手」に贈る賞になる。6名のスタッフから意見を集めたところ、

「ブースターの待ってました感が半端なかった！」「チームが辛い時に人一倍頑張っている選手」「彼が得点を決めた時、アリーナの温度が上がる！」「今後の期待も込めて」

などの声と共に、4票を獲得した加藤寿一選手を選出！10月は9試合出場、プレータイム2時間8分25秒、20得点、12リバウンドという、これからに期待したいスタッツ(成績)ではある。しかし、スタッフもブースターも知っている。相手のスコアラーを自由にさせない激しいディフェンス、チームを鼓舞する姿…。スタッツに残らない貢献をしてくれるのが加藤選手だ。ちなみに昨シーズンのプレータイムはトータルで59分21秒。これまでプレーする機会が少なく、苦しい時期を過ごしていた背景も胸を熱くさせる。

10月30日、ウカルちゃんアリーナで開催された滋賀レイクスターズとの試合後、加藤選手にMBP受賞について喜びの声をもらってきた！

名古屋D戦は僕にとってターニングポイントです

−10月のMBP選手に選出させていただきました。

選ばれたのは嬉しいですけど、そこまでアリーナを熱くさせることができたのか自信はありません。まだまだ期待に応えられていないと思いますが、フォーカスされるのは光栄ですし、今回のMBPに恥じないように活躍していきたいと思います。

−10月13日のA東京とのホーム開幕戦。スタメンで名前がコールされた時、アリーナから「おおーっ！」と歓声が上がりました。

もちろん覚えています。昨シーズンもその前のシーズンも、僕があまり試合に絡めていなかったことはブースターの皆さんはよく知っています。橋本選手と比江島選手が抜けた今シーズン、「今年こそチャンスを掴む」と、強い危機感を持って臨みました。今はチャンスを与えてもらっていますし、ああやって声援を送ってもらえると僕のほうが熱くなります。本当に嬉しかったですね。

−10月の試合で印象に残ったプレーは？

僕の人生を変えたと言っても過言ではないのが、10月7日の名古屋D戦です。20数点リードされている時間帯で出場し、ブースターの方も相手チームも「三河はもう諦めた」と思ったはずです。僕はそんな気持ちは微塵もなくて、ブースターの方のためにも最後まで戦う覚悟でした。あそこで結果を出せなかったら、今でもベンチに座っている時間が多かったはず。「あの試合がなかったら今の自分はいない」そう感じています。それほど僕にとって大きな試合でした。（※10月7日の名古屋D戦で、加藤選手は13分12秒プレー。7得点シュート成功率100％で、最終的に96−93で三河は負けたが、加藤選手の大活躍で最後までわからない展開になった）

−最後にブースターの方に向けてメッセージをお願いします

三河のブースターは熱い方、温かい方が本当に多いです。こうしたブースターの方々を含めてシーホース三河だと思っています。チャンスを与えられたら、青援（声援）に恥じないプレーを全力でやっていきたいと思います。これからもアリーナまで足を運んでもらって一緒に戦ってくれたら嬉しいです。

加藤選手のMBP受賞を記念し、東海ウォーカー加藤寿一verオリジナル表紙を作成！ツイッターで『＃加藤選手10月MBPおめでとう』とつけて、この記事をリツイートしてくれた人の中から本人直筆のサインを入れて1名の方にプレゼントします（11月20日(火）23時59分締切）！

加藤選手のようにムードを変えることができるプレイヤーは、Bリーグにとっても貴重な存在だ。これからもガッツあふれるプレーでアリーナを盛り上げてほしい。ちなみに生原秀将選手は今回の投票で2票を獲得。新天地でエナジーあふれるプレーを続けている生原選手。来月の選出に期待！

シックスマン