鈴木紗理奈「みんなに食らい付いていくつもりで頑張ります」
東京ウォーカー(全国版)

11月2日、宅間孝行さん主催の“タクフェス”第6弾となる舞台「あいあい傘」がサンシャイン劇場で東京公演初日を迎えた。その公演に先駆けて公開ゲネプロ(最終通し稽古)と出演者による囲み取材が行われ、脚本・演出も手がける宅間孝行さんをはじめ、主演の星野真里さん、鈴木紗理奈さん、竹財輝之助さん、弓削智久さん、大薮丘さん、前島亜美さん、越村友一さん、子役の柿澤仁誠さん、モト冬樹さん、川原亜矢子さん、永島敏行さんといった豪華出演者が登壇。

「あいあい傘」は、主人公・さつき(星野真里)が25年前に疾走した父親・六郎(永島敏行)を探して恋園町を訪れ、再会するという、家族の絆を描いた感動物語。

個性的なキャストについて宅間さんは「適材適所で、みなさん、役柄とすごくハマっているので稽古の進行も順調で、稽古の段階からクオリティが高く、とてもまとまりよく進んできました」とコメント。

子役を除いて最年少となる前島亜美さんは「私はタクフェス初参加で、(稽古前に)みんなで筋トレをやったり、炊飯器で炊いたご飯を一緒に食べたり、驚くことが多かったのですが、地方公演を回る中でビックリするくらい老若男女たくさんの方に見ていただいて、毎回会場が温かいことに本当に驚きました。今回は家族愛のお話なので、しっかりと温かい愛を受け取ったものをお届けできるように、東京公演も頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

舞台初挑戦となる鈴木紗理奈さんについて聞かれた宅間さんは「大変でした…というのは冗談です(笑)。感動したことがあって、稽古終わりにみんなでご飯に行こうかという時に、『私、残ります』って言ってひとりで稽古して、翌日、ちゃんとできるようになっていたことがありました」というエピソードを披露すると「してねぇよ、稽古なんか!」と照れ隠しで言葉をかぶせる鈴木さん。

さらに「(年齢が)ちょうど中間で、みんなをいじってくれたり、うまくまとめてくれました。先輩たちも自由自在に操っていて、最年長のモト(冬樹)さんも我々の現場では“冬樹”呼ばわりでしたから(笑)」と、鈴木さんが稽古の時もムードメーカーになっていたことを明かした。
そんな鈴木さんは「(初舞台なので)気持ちしかありませんが、みんなに食らい付いていくつもりで頑張ります」と意気込みを語った。

舞台「あいあい傘」の東京公演は11月11日(日)までサンシャイン劇場で上演。その後、新潟、広島、札幌、大阪をまわり、12月9日(日)に名古屋で千秋楽を迎える。
取材・文=田中隆信
ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一
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