“廃墟の島”をリアルに再現! 軍艦島のジオラマ発売

東京ウォーカー(全国版)

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昨年4月の一般上陸解禁を機に“廃墟の島”として注目を集め、近年では観光ツアーも企画されるほど人気の「端島(はしま)」(通称「軍艦島」)。長崎県の五島灘に浮かぶ離島で、かつては炭鉱の島として栄えたが、1974年に閉山。それ以降は住む人はおらず“廃墟の島”となっている。そんな「端島」の当時の様子を忠実に再現したジオラマが9月下旬に発売になるという。

このジオラマは、静岡県のメーカー・青島文化教材社より発売予定の「ハイ・スタンダード情景 1/1400 軍艦島(端島)」という商品。1/1400スケールで、閉山当時の島の様子を、炭鉱、道路、住居から学校、神社、映画館にいたるまで超リアルに再現。実際に人が住んでいるかのようなリアルさは、“廃墟”マニアならずとも必見だ。

通常ジオラマというと鉄道や軍艦が一般的だが、“廃墟の島”のジオラマというのは珍しい。同社の開発担当者・高橋さんに開発のきっかけを聞いてみると「近年の“廃墟”ブームで話題になっている島なので、そこに目を付けて商品化しました。完成にいたるまで、実に1年近くかかりましたね」とコメント。中でももっとも苦労した点を聞いてみると、「当時の様子が書かれている資料がほとんどなかったので、資料を探す段階から大変でした」とのこと。高橋さんは、実際に島に住んでいた人から直接話を聞いたりしながら、当時の様子をここまでリアルに再現することに成功したという。

「マニアの方はもちろん、観光ツアーなどから興味を持った方にも是非手にとって欲しいですね」と、高橋さんが語るこのジオラマは9月下旬発売予定で、価格は2万3100円。すでに完成された状態で販売されるので、ジオラマというと少し気が引けてしまう人でも、気軽に楽しむことが出来そう。サイズは37×15cmなので、部屋のインテリアにしてみてもいいかも!? すでに発売前からいくつかのメディアで取り上げられ、問い合わせも徐々に増え始めているということなので、“廃墟”ブームに乗って、“廃墟の島”ジオラマがブームの波がやってくるかもしれない。【東京ウォーカー】

※当初、記事内で3.7×1.5mとお伝えしましたが、正しくは37×15cmです。訂正して、お詫び申し上げます

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