美術家・森村泰昌の美術館 モリムラ@ミュージアム(M@M)オープン!アートと古材の融合した空間で直筆&レアを楽しもう!

2018年11月9日 16:55更新

関西ウォーカー 二木繁美

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大阪・北加賀屋に、美術家・森村泰昌の美術館モリムラ@ミュージアム(M@M)が11月3日にオープン。開館記念展示会「君は『菫色のモナムール、其の他』を見たか?森村泰昌 もうひとつの1980年代」が開催中だ。

貴重な初期作品が見られる展示室は、多くの森村ファンであふれかえっていた

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M@Mがある、大阪市住之江区北加賀屋は大阪湾に近く、かつては多くの造船所があった場所。造船所が衰退したあと、2004年に名村造船所跡地が近代化産業遺産に指定され、現在は芸術・文化の発信地として活用されている。

大阪・北加賀屋にオープンしたモリムラ@ミュージアム(M@M)。2階部分が展示スペースになっている

美術家・森村泰昌はゴッホの自画像を真似たセルフポートレイトなどで知られる、大阪を代表する現代美術家のひとり。初の長編映画のロケ地として北加賀屋を選ぶなど、この地との縁も深い。

M@Mの建物はもともと造船関係の木工所だった場所を、リノベーションして使用している。建物の2階部分が美術館となっており、2つの展示スペース、ライブラリー、サロン、ミニシアター、ショップなどが入る。

ミニシアターでは映像作品を上映

5つのスペースは、それぞれモリムラ氏によって名前がつけられており、内装には、土地を所有する千鳥土地株式会社(大阪市住之江区)の古材バンクの材料を使用。古い建物を壊した際に出る廃材(=古材)から、森村氏自身がイマジネーションを掻き立てられるものを選別し、ミュージアムの各空間に盛り込んでいる。「作品と一緒に空間も楽しんでほしい。」と森村氏は話す。

「M@福袋(3,000円)」の中身を、自ら解説する森村氏。直筆の顔が描かれた皿などレアなアイテムも!

2階展示室で開催中の「君は『菫色のモナムール、其の他』を見たか?森村泰昌 もうひとつの1980年代」は、初めてのセルフポートレートによる個展の再現展示のほか、交通標識に扮した自画像や、カラー写真にアクリルで彩色した赤松玉女との共作「男の誕生」など、貴重な初期作品 約30点を見ることができる。

森村氏オリジナルの木型で作られた、とらや製の干菓子「開館記念 ことのはのあじ(6個入り 750円)」も販売

ミュージアムショップでは、オープンを記念し、展示第1期のみの限定の「M@福袋(3,000円)」も販売。中身は、展示会カタログや招待券の他に、80年代に撮影された森村氏の写真に直筆サインの入ったものや、森村氏がIKEAで買ったという日用品に直筆で「顔」を描いたものなど、ファンにはたまらない内容となっている。

2階入り口に描かれた直筆サイン。ファンにはたまらないスポットだ

他にも限定100部の「直筆サイン入りポスター(2,000円)」や、オリジナル木型を使用した干菓子「開館記念 ことのはのあじ(6個入り 750円)」など、ここでしか手に入らない貴重な品も並ぶ。

読者あてにコメントを寄せてくれた森村氏

オープニングセレモニーでは、来賓の大阪大学 総長 西尾章治郎氏が「この場所が、世界中の森村ファンの聖地になることを確信している。」と語り、土地を所有する千島土地株式会社 代表取締役社長 芝川能一氏が「森村氏というすばらしいプロデューサーを得て、北加賀屋 M@Mが世界中から人が集まる場所になれば。」と述べた。

この日は森村氏による、オープニングパフォーマンスも。油絵の絵の具を使って、2階の入り口横の壁に大きくサインを描いた。

森村氏は「M@Mの@(アット)はあっと驚くを目指している。展示会だけではなく、図書館やシアターなど色々なところで、色々な体験ができるので、ぜひ来て欲しい。体験プログラムもあるので、今どんなことをやっているか、チェックして遊びに来てください。」とコメントした。

■「君は『菫色のモナムール、其の他』を見たか?森村泰昌 もうひとつの1980年代」

期間:11月3日(祝)〜2019年1月27年(日) 会場:モリムラ@ミュージアム(M@M) 住所:大阪府大阪市住之江区北加賀屋5-5-36 2F 時間:毎週金・土・日 12:00〜18:00 料金:一般・大学生 500円、高校生・中学生 200円、小学生以下:無料 休み:月〜木 ※12/24、1/14は開館、12/25〜1/10は休館

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