九州TSUTAYA音楽担当おすすめ「思わず惚れてしまう!歌だけじゃない“10年代”の魅力あふれるアーティスト5選」
九州ウォーカー
一度聴いたら忘れられない!ひと目見たら好きにならずにいられない!今回は、九州TSUTAYAの音楽担当者が、歌だけでなく、そのルックス、その存在自体が魅力的な“10年代”のアーティスト5組をご紹介します。
1. RIRI(リリ)

まず1人目。若さ溢れるエネルギッシュな…という言い回しがマッチするいまだ10代(!)のアーティスト。ジャンルでいうとR&Bですが、特筆すべきはこの歌声!今年頭にリリースされた1stアルバム「RIRI」の1曲目「RUSH」。これを聴いた瞬間、間違いなく心を奪われます。英語と日本語がナチュラルにミックスされた歌詞も心地よく、最近でいえばアリアナ・グランデを思わせる歌声は海外にも通用しそう。さらにスタイルも抜群で、これからのファッションアイコンになる予感大。10代のあどけないかわいさ、歌うときのカッコ良さをあわせ持つ彼女は、間違いなくこれからの日本R&Bシーンに欠かせない存在です。

[RIRI TOUR “NEO“ 2019]2月1日(金) 鹿児島 CAPARVO HALL 開場18:30・開演19:00 / 2月2日(土) 福岡 DRUM Be-1 開場17:30・開演18:00
2. 足立佳奈

こちらも10代!元気あふれるアーティスト足立佳奈です。配信でリリースされたデビュー曲「笑顔の作り方~キムチ~/ココロハレテ」が話題になった彼女は、その後、立て続けにシングルをリリース。ドラマ出演(TBS金曜ドラマ「チア☆ダン」)も果たし、活躍の場をどんどん拡大中です。SNSで話題になった「今日好きダンス」もすごい人気でしたよね。そして先月、待望の1stアルバムをリリース。その透き通った歌声とキャッチーな歌詞は、聴くたびにどんどん体に染み込んできて、30代の私は感動しました! 彼女の元気いっぱいの笑顔と歌声はまるで魔法のよう。彼女が歌うと、たちまち周囲の人は笑顔になってしまうのです。明るくポジティブなキャラクターが素敵な彼女は、今後ますます多くの人から愛される存在になること間違いなしです!

3. chelmico(チェルミコ)

Rachel(金髪)とMamiko(ショートカット)の2人から成るラップユニットchelmico(チェルミコ)。2年前くらいに彼女たちの1stアルバムのジャケットを見て、単なる“今どきなおしゃれラッパー”だと思っていたら大間違い。サンプリング豊かなトラックに滑らかなラップ…「こんなセンスのいいシティHIPHOPだとは!!」と驚きました(たぶん初めて聴いた人の多くがそう感じるのでは)。平成でいうとPUFFYとRIP SLYMEを足して今風にアップデートした感じ。2人ともファッションモデルのようにスタイルが良いので、ライブパフォーマンスでの白Tシャツにジーパンスタイルが、とてもカッコいい! おしゃれな外見にもかかわらず、気さくでフレンドリーな印象で、個人的にも大好きです。今年メジャーデビューしましたが、相変わらずマイペースな彼女たちのスタイルは、若者を中心に共感を呼びそうです。

4. SHE IS SUMMER

今までの音楽ジャンルとは趣向を変えて、お次はSHE IS SUMMER(略称:SIS)。SISはふぇのたすのヴォーカルMICOによるソロプロジェクトです。等身大の女の子の気持ちを代弁しつつ、その歌い方やメロディそのすべてが“かわいい!”の塊。ふぇのたすの時は、ピコピコしたような電子音メロディに乗せたかわいい歌声が特徴的でしたが、SISではシンセを利かせたサウンドで形成されたポップミュージックが耳に心地よく、心くすぐられる歌詞で歌の中の物語を語るMICOの存在自体がかわいいいのです。通算4枚のアルバムがリリースされていますが「とびきりのおしゃれして別れ話を」(1st E.P.「LOVELY FRUSTRATION E.P.」)や「待ち合わせは君のいる神泉で」(1stアルバム「WATER」)、「CALL ME IN YOUR SUMMER」(1st MINI ALBUM「hair salon」)なんて、もう個性派“青文字系”には大好物な楽曲ばかり。九州ではなかなかお目にかかれないアーティストなので、ぜひインストアライブで呼びたいです。

5. 大比良瑞希(おおひら みずき)

Awesome City ClubやLUCKEY TAPESなど現代ポップスバンドの楽曲にも参加している彼女。ソロワークも17年から連続配信リリースされているので耳にされた方も多いのでは。(今年CDリリース されましたが、STUTSやtofubeats、Kai Takahashiのリミックスも話題になりましたね。)ちょっとハスキーな声が哀愁を感じさせ、聴く者をその歌の世界へと誘います。17年からの連続リリースではバンドとのグルーヴ感が高まっていて、聴くたびに「音楽を聴いていてよかったな」…と至福の音楽体験をプレゼントしてくれる貴重なアーティストです。主観ですが、彼女の曲を聴いた時の感覚は、ボニー・ピンクを聴いた時のものに少し似ていて、90年代音楽のいいところを残して、10年代の音楽にアップデートしているように感じました。ぜひこれから注目してほしい女流SSW(シンガーソングライター)です。

番外編:女性ばかりでなく、男性ボーカリストも!向井太一

SIRUPと迷いましたが、九州出身ということもあり向井太一をご紹介します。10年代の男性ヴォーカル代表は間違いなく彼! 昨年アルバム「BLUE」でメジャーデビューした彼の魅力は、力強く甘いその歌声です。ラッパーSALUとの「空」は、トラップやHIPHOPの要素を入れつつ、ソウルフルに歌い上げられた曲で、ジャパニーズ R&Bに新しい光をもたらす1曲だと思います。しかもこのアルバムにはyahyelやDATS、高橋海(LUCKY TAPES)、mabanuaなど、今の音楽シーンを語る上で欠かせないメンツが揃っていて、「もっと高い評価を受けてもよいのでは」と思っていたら、その後にリリースされたデジタル配信の「Siren」は、TVでも取り上げられましたね。歌とは関係ないかもしれませんが、インスタでよく見かけられるスイーツのレポが、とにかくおいしそうなものばかりで…。実はこれも、彼の甘い歌声の秘訣なのではとも思ったりしています(笑)。穏やかな性格で、ルックスも良く、ファッションセンスまである。そんな彼の魅力は11月28日にリリースされる2ndアルバム「PURE」をチェックすれば分かってもらえるはず。ムカタイ、注目です!

九州TSUTAYA音楽担当:平井雄太
TSUTAYAでバイトを始めたのがきっかけで音楽に開眼。福ビル店店長、東京勤務を経て、現在は九州TSUTAYAの店舗から音楽シーンを盛り上げようとアーティストとのコネクションを強化中。気になるアーティストのライブには積極的に足を運ぶ。
九州ウォーカー編集部
この記事の画像一覧(全12枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介