向井 理がAIに立ち向かう! 人気ドラマシリーズ『パンドラ』最新作のトークイベントが大阪で開催
関西ウォーカー
『連続ドラマW パンドラⅣ AI戦争』のトークイベントが、11月14日(水)に大阪・なんばパークスのキャニオンコートにて行われ、主演の向井 理と監督の河毛俊作が登壇した。
『パンドラ』は、WOWOWのドラマ制作プロジェクト「連続ドラマW」の第1作目として2008年に、がんの特効薬をテーマに三上博史主演で放送されて以来、佐藤浩市主演『パンドラⅡ 飢餓列島』では遺伝子組み換え食品、江口洋介主演『パンドラⅢ 革命前夜』では自殺防止治療法、堺雅人主演『ドラマWスペシャル パンドラ~永遠の命~』ではクローン人間と、挑戦的なテーマを描いてきた社会派医療ドラマシリーズ。
向井が主演を務める今作のテーマは、〝AI〟。人工知能というパンドラの箱が社会に何をもたらすのかが描かれていく。

2人はこれまで大阪へは何度も訪れているそうで、向井の「両親が関西だったのでよく来ますし。吹田とか行きますよ」と発言に会場がざわつくと、「吹田と言うとみんな笑ったりするんですけど、何でだろう。吹田の人に失礼だなと思うんですけど」と笑い、「意外ってことですかね。親戚がいっぱいいるんですよ」と明かした。
これまでシリーズ全作の演出を務めている河毛監督は、「ナニワ金融道(中居正広主演)のときにたびたびロケに来ました。熱量が高いから大阪でロケやってるとすごい人が集まってきて照明の位置とか直してくれたりとかしましたね」と懐かしんだ。
ここから、作品についてじっくり話を伺おうと着席を求められ、座ろうとしたところで客席からはざわめきが。向井が「見えないってこと?」と察し、向井は立って進めることとなり、拍手が起こる一幕もあった。

今作の撮影にあたって向井は、「プレッシャーというよりは今回はとにかくどういうテーマで、どれくらい観てる人の心に爪痕を残せるのかというのが高いハードルでもあったので、緊張やプレッシャーというよりはとにかく楽しくという気持ちでやってました」と充実した表情を覗かせた。
河毛監督は向井の印象について、「繊細で大胆な人。大人で少年。二律背反するものを同時に持っていて、どこか時折見せる影みたいなものから、むき出しの神経を感じる。ただ台詞を覚えて、苦しい、辛い、と言っているんではなくてその役の人の痛みを自分の痛みとして変換できる役者だと思う」と絶賛した。

本作のテーマであるAIについて、河毛監督が「テクノロジーを使っているつもりで使われているっていうことが、人間の幸福に繋がっているのかっていうことを、エンターテインメントですけれども皆さんに考えていただけるきっかけになればと思います」と語る一方で、「全6話撮り終わったんですけど、未だにAIって何なのか自分でもよくわかっていないところがあって…」と話した向井。「便利だからいいやって思っているけど、それってちゃんと考えてないんじゃないかってこのドラマを撮影したときに思って。これをきっかけにAIや人工知能って何なんだろうって考えてもらえるきっかけになったんじゃないかなと思います」と思いを述べた。

最後に向井は、「こうして皆さんがいるからこそできる作品でありますし、だからこそいろんなエネルギーを詰め込んだ作品になりました。もちろん毎週日曜夜10時からではありますけど、今はオンデマンドとかいろんな形でご視聴いただくことができますので、ぜひこれを機会にWOWOWの本気を体感していただければなと思います」と力強くアピールした。
『連続ドラマW パンドラⅣ AI戦争』はWOWOWプライムにて毎週日曜夜10時より放送中。(全6話)
町草告美
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