東京から2時間半、本栖湖の紅葉絶景をクルマで見に行ったらあいにくの天気でも思わぬ発見が!
東京ウォーカー(全国版)
秋も深まり紅葉シーズン到来!そこで筆者は休日にクルマを借りて、紅葉の名所である山梨県の本栖湖を11月上旬に訪ねてみた。しかし、取材日はあいにくの天候により絶景を拝むことはできなかったのだが、予定外の見どころもたくさんあり楽しむことができた。

本栖湖へは、東名高速道路の起点、用賀ICから車で約2時間、富士IC(新東名なら新富士IC)で降りた後、そこから国道139号線をひた走ること約30分で到着する。その途中には、様々なキャンプ場やバーベキュー場が点在するので、一行はまずは腹ごしらえと、BBQを楽しむべく、アーバンキャンピング朝霧宝山を訪れた。
溶岩石BBQ&富士宮やきそばに舌鼓

同施設は、今年オープンしたばかりの新施設。今流行りのグランピングやオートキャンプ、小さなログハウスなど、様々な宿泊体験が用意されている。

自慢は富士の溶岩石で作った浴室。管理人によると溶岩石の遠赤外線効果により肌がスベスベになるそうだ。

バーベキュー場は小屋の中にあるため、雨でも安心。食材は肉に野菜にシーフードと見た目にも豪華!事前予約が必要であるものの、料金は1人3000円と内容に比してリーズナブルだ。

これらを炭火で焼いていくのだが、肉だけは富士山溶岩石プレートでじっくりと焼き上げるスタイル。

BBQでよくある肉が網にこびり付いたり、油で炎が出たりすることがなく、ジューシーでふっくらと焼ける柔らかい肉に誰もが舌鼓。

肉とシーフード、野菜を満喫した後は、ご当地のB級グルメ「富士宮やきそば」。油かす(富士宮では肉かすと呼ぶ)と、仕上げにサバやイワシなどの削り粉をふりかけるのが特徴だ。

これにビールがあれば言うことナシなのだが、車を運転するため我慢し、本栖湖へと車を向けた。
富士五湖で随一の透明度を誇る本栖湖を拝むハズが……
一行はクルマを富士パノラマラインへ。紅葉を楽しみながら本栖湖へ走らせる。

富士五湖の中で最も透明度が高い湖に映る山々の紅葉と富士山を写真に納めようとしたところ……残念ながら雨。さらに霧が出て富士山の姿を拝むことはできず。

しかし、山々は赤や黄色といった色に彩られており、晴れれば絶景を写真に残すことができたと思う。

本栖湖はカヌーが盛んなようで、湖畔にはカヌーが数多く置かれていた。カヌー教室も行われており、初心者の方でも楽しめるとのこと。好天ならカヌーに乗って湖面から景色を楽しんでみてはいかがだろうか。実はカヌーを楽しんで、という取材の予定だったのだが……

予定になかった牧場体験でチーズ作りに挑戦
紅葉を見た(ことにした)一行は国道139号線を南下し帰路へ。その途中「まかいの牧場」という興味をひかれる名前の看板を見つけたので立ち寄ることにした。

「まかいの牧場」は正しくは「馬飼野牧場」と書き、ここでは牛の乳搾りや、バター作り、乗馬など様々な牧場体験ができる子供の食育にもぴったりの施設。またここで採れた牛乳などを用いたお菓子なども販売している。

今回チャレンジしたのは、モッツァレラとさけるチーズ作り(参加費2000円)。カードと呼ばれるチーズの素に80度のお湯を入れて柔らかくし形を整えるというもので、どこか粘土遊びにも似て子供でも楽しめること間違いなしだ。


体験時間は約40分ほど。口に入れると“モキュッ”とした歯ごたえで、濃厚でありながらすっきりとした味わいが楽しめる。できたてチーズでしか味わえない風味と食感に感動すること間違いないだろう。

紅葉というと、色づいた山々を見て終わりと思われるかもしれない。しかし、今回のエリアでも周辺には様々なアウトドア施設があり、クルマがあれば色々巡って体験ができるものです。今度の週末は、家族でクルマに乗って出かけてみてはいかがだろう。

栗原祥光
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