熊本出身・真風涼帆が凱旋公演!宝塚宙組トップコンビが博多座2月公演への意気込みを語る
九州ウォーカー
2019年2月に福岡・博多座にて上演される、宝塚歌劇宙組公演「ミュージカル・プレイ『黒い瞳』-プーシキン作『大尉の娘』より-」「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA! in HAKATA』」の記者取材会が11月12日(火)に福岡市内で行われ、熊本出身の宙組トップスターの真風涼帆と、トップ娘役の星風まどかが登壇した。

『黒い瞳』は、ロシアの文豪プーシキンの『大尉の娘』をモチーフとしたミュージカル。1998年に真琴つばさを中心とした月組で初演、2011年には音月桂を中心とした雪組が再演し大好評を博した名作だ。
青年将校のニコライを演じる真風は「ロシア独特の雰囲気の中で、人間関係がドラマテックに描かれる作品です。ニコライは貴族出身の青年将校。意識的ではなく潜在的な育ちの良さなどを切り口に、役を作っていきたい。歴代の諸先輩方が演じてこられたお役ですので、いろいろ勉強させていただきたいと思っています」、ニコライと身分を越えた恋に落ちる大尉の娘・マーシャを演じる星風も「マーシャはニコライを一途に思い続ける素敵な女性。空気感を毎回新鮮に感じながら、お芝居、歌、踊りでしっかり表現できるようお稽古に励みたいです」と名作に向き合う意気込みを語った。


ショー『VIVA! FESTA! in HAKATA』は2017年に上演された作品に、新場面を加え博多座公演バージョンとして上演。リオのカーニバルや、中欧・北欧に伝わるヴァルプルギスの夜、日本のYOSAKOIソーラン祭りなど、世界各地の“FESTA”をテーマに展開する。2017年の宝塚大劇場・東京宝塚劇場上演時には『ソーラン宙組!』の掛け声でファンにも愛された人気レビューが、新たな“FESTA”として生まれ変わる。
「前回の公演の際はプロローグから客席降りもさせていただきましたし、初めての方にも楽しんでいただける作品。YOSAKOIソーランのシーンは日本人でしたら血が騒ぐのではないでしょうか!?(笑) 九州のお客様と一体となって盛り上がれたらうれしいです!」と見どころを語った真風。

宙組は今年が誕生20周年の記念の年であり、公演が上演される2019年は博多座が開場20周年を迎える。「博多座には地元熊本から観劇に来たり、(星組時代に)『ロミオ&ジュリエット』で公演をさせていただいたりと、劇場にも思い出があり、同じ20周年ということでご縁を感じています。九州で公演させていただけるということで地元の皆も喜んでくれていますし、私自身も今からワクワクしております」と、地元・九州での凱旋公演となる本公演への思いを語った。

今年1月より、トップスターとして組を率いてもうすぐ1年「自分の宝塚人生にとって忘れられない瞬間、忘れられない1年になりました。皆さまが繋いでこられた次へ繋いでいくバトンというものを、自分自身もしっかりと受け継いで次へ繋いでいかなければ。20年分の宙組の思い、伝統や歴史…そのたくさんの思いを胸に博多座公演に向けて一丸となってがんばりたいと思っています」と決意を新たにした。
[博多座2019年2月公演 宝塚歌劇宙組公演]2019年2月2日(土)~25日(月) / A席8800円、特B席7800円、B席6200円、C席4000円
九州ウォーカー編集部
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