温かなフード&ドリンクやかわいい雑貨がたくさん!横浜&川崎のクリスマスマーケットへ行こう!
横浜ウォーカー
1393年にドイツ・フランクフルトで始まったと言われている、クリスマスの訪れを待つ “アドヴェント”の期間に クリスマス準備のショッピングを楽しむ催し「クリスマスマーケット」。クリスマス気分が自然と盛り上がる県内の2つのスポットを紹介!
9回目を迎える横浜赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットはドイツの古都・アーヘンがモチーフ


本場ドイツのクリスマスマーケットの雰囲気が味わえる横浜赤レンガ倉庫。9回目を迎える今回は、ドイツの古都・アーヘンのクリスマスマーケットをモチーフにしている。現地で制作されたアーヘンのクリスマスマーケットと同じ形の高さ3mのドイツ製プリンテン人形を会場エントランスに2体設置し、本場の雰囲気を創出。エントランスを抜けると、ドイツから輸入した29棟の屋根に人形装飾を施したヒュッテ(木の小屋)が軒を連ね、会場奥の海側には高さ約10mの本物のモミの木を使用したクリスマスツリーを設置している。ツリーまでの道は、無数のライトがついたイルミネーションルーフが光のトンネルとなり導いてくれるのも雰囲気抜群だ。




ドイツの郷土料理や温かなドリンクなどが味わえるのも横浜赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットの楽しみの一つ。レンズ豆のほくほくとした食感とソーセージの歯応えが絶妙なアーヘンのあるノルトライン=ヴェストファーレン州の伝統の名物スープ「リンゼンアイントップ」や、カップ型に焼いたパンの器に、ドイツやハンガリーの郷土料理のグラー シュを入れた器ごと食べられる「シチューパングラーシュ」など寒い時にこそ食べたくなる温かなフードのほか、ドイツのクリスマスマーケットには欠かせないグリューワイン(ホットワイン)は過去最多の25種類もそろう。また、ミシュランの一つ星を獲得している東京・代官山「レストラン・パッション」のオーナーシェフ、アンドレ・パッションプロデュースによるクリスマスケーキや、アドヴェント期間に食べるドイツの伝統菓子のシュトーレンも販売する。

会場ではマーケットのほかに、クリスマス気分を盛り上げるイベントもたくさん。不定期での音楽の生演奏をはじめ、各種ワークショップは日替わりで開催。そして、運がよいとサンタクロースに出会え、プレゼントがもらえる可能性も。
横浜赤レンガ倉庫でドイツのクリスマスの雰囲気を存分に感じよう。
辻口博啓の限定シュトーレンも登場!ラウンジスペースもあるラゾーナ川崎プラザのクリスマスマーケット





昨年初開催で大好評だったラゾーナ川崎プラザのクリスマスマーケット。今年は2018年11月29日(木)~12月25日(火)で開催。カリスマパティシエの辻口博啓が手掛けるクリスマスマーケットオリジナル商品のシュトーレンを数量限定で販売するほか、出店店舗ごとに味わいが異なる体が温まるグリューワインをラゾーナ川崎プラザのオリジナルマグカップで飲めるなど、昨年よりさらにクリスマス気分に酔いしれそう。アルコールが苦手な人にはホットココアなど、寒い冬でも体も心もポカポカと温まるドリンクがたくさん。もちろんドイツの伝統的なソーセージであるニュルンベルガーや、牛フィレ肉のステーキなどクリスマスマーケットらしいフードも充実している。


会場には‟Chill&Relax"をテーマにしたラウンジスペースが初登場することも注目。ダイニングテーブル、チェアでゆったりとくつろげる「Xmas Pergola Lounge」と、カウンターテーブル(内側)とベンチタイプのイス(外側)を配置した「Xmas WALL Lounge」の2種類で、各ラウンジには赤外線ヒーターも設置され寒い日でも安心。恋人や友達、家族などと出かけて、クリスマス気分に浸ろう。
取材・文/瀧本充広