福島県浜通り「相馬・双葉エリア」のラーメン5選! 新店も増えてレベルアップ
東京ウォーカー(全国版)
福島市や郡山市などの中通りや喜多方に比べ、層が薄かった福島県の浜通りエリア。近年は新店のオープンなどでレベルが上がっている。今回は浜通りの北側、相馬市・南相馬市・双葉郡から注目の店を選んでみた。〈■情報は「ラーメンWalker福島2019」より〉
独学で創り上げたアゴダシラーメンの新店「へうげもの」

「へうげもの」(南相馬市原町区中太田天狗田94-9)は、東京在住の店主が自身の出身地である南相馬市に“帰るべき場所”を作ろうと18年1月にオープン。1年間ラーメンを食べ歩き、試行錯誤を繰り返して独学で作り上げた。
焼きあごらーめん(800円)は焼きアゴ、イワシの煮干し、昆布、カツオ節に水を加えて10時間寝かせて煮込むことで、深みのある味を引き出す。独自に改良した中太のストレート麺との相性も◎。
仙台の名店が店主の地元・相馬で新展開「井戸端よしお」

酒の肴と中華そば 井戸端よしお(相馬市馬場野字岩穴前202)は、仙台の人気店「くろく」の店主が、地元の相馬でプロデュースし2012年にオープンした店。すべて手作りで化学調味料は一切使用していない。
福島鶏白湯(900円)は会津地鶏に伊達鶏、川俣シャモと、福島三大鶏を贅沢に使ったご当地麺が浜通りに初登場! 黄金色に光るこってりとしたスープが特徴で、口当たりはなめらかだ。
惜しまれつつ閉店した名物店が浪江で復活「たき」

サッポロラーメン たき(双葉郡浪江町高瀬字桜木8)は、南相馬市で40年以上親しまれていたが、16年に惜しまれつつ閉店。昔ながらの味を創業者の長男が引き継ぎ、18年2月に浪江町で復活した。
みそラーメン(780円)は看板でもあるみそラーメンは、鶏ガラや豚骨の旨味が抜群なスープと特製味噌ダレのバランスが素晴らしい一杯。挽き肉やモヤシも満載。ニンニク抜きも可能だ。
仮設店舗から戻り16年春に再オープン「双葉食堂」

双葉食堂(南相馬市小高区東町1-96-1)は震災の影響で、仮設店舗で営業していた老舗。16年5月に元の場所で念願の再オープンとなった。メニューはラーメンが中心で、奇をてらわない優しい味わいだ。
中華そば(600円)は、スープは鶏ガラをメインに香味野菜も加えてたいたあっさり系。モチモチとした食感ながら歯切れがいい中細麺は、軽い縮れが特徴。滋味深いスープがよく絡む。
全面再開を控えるJヴィレッジの近くで本格白河ラーメンを「白圡家」

手打ち中華そば 白圡家(双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-84)は、広野町で本格的な白河ラーメンが味わえる店。麺打場を店内に設置し、店主の白圡喜久男さんが毎朝、平打ち縮れの自家製麺を打っている。
チャーシュー麺(モモ・900円)は、通常のチャーシュー麺はバラかモモの2種から選ぶが、モモ肉が入ったのがこちら。モモ肉はさっぱりした口当たりで、大き目のサイズでボリューム感あり。
【ラーメンWalker福島2019 編集部】
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