おかえり! 有村架純「久しぶりの大阪にホッとする」 映画『かぞくいろ』大阪舞台挨拶
関西ウォーカー

11月30日(金)より全国公開の映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』。公開に先駆け11月22(木)に大阪のなんばパークスシネマで特別上映が行われた。主演を務めた有村架純、國村隼、メガホンをとった吉田康弘監督が登壇し舞台挨拶を行なった。


『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』は人生を鉄道になぞらえて描く『RAILWAYS』シリーズ7年ぶりの最新作。鹿児島県から熊本県を結ぶ『肥薩おれんじ鉄道』を舞台に愛する人を失った“ふぞろい”な3人の家族の再出発を描く物語となっている。

登壇した3人はともに関西出身ということで関西の話に花が咲いた。有村は「地元に帰ることが年に1回なので、こうやって大阪に帰ってこれてホッとしている」と語る。そんな有村はいつも関西に帰ると京都の神社にお参りに行くことが習慣になっているのだと言う。続いて國村は「食べることが好きなので、昔から知ってる天六界隈のお店で食べると何よりホッとする」と時間さえあれば天六に現れると話す。同じく食べることが好きな吉田監督も「たこ焼きやお好み焼きは関西の方が絶対美味しい」と熱弁。東京に帰る際は必ず豚まんを買って帰ると語る監督に反応した國村は「二見の豚まんはご存知ですか?」と熱い大阪の豚まんトークに観客から拍手が起こった。

本作で鉄道運転士を演じた有村は「運転士を演じるなんて思ってもみなかったし全く知らない世界だったんですけど、いざ一歩踏み込んでみるとロマンのある世界だと感じました。女性も男性と同じように仕事をして尊重されている世界は素敵でかっこいい」と自身の役のことを語る。
血の繋がらない家族のあり方について考える本作。國村は「家族は元々男女が結婚して妻・夫という役割が与えられて、そこに子どもができると今度は妻は母に、夫は父という役割が増えてきます。血の繋がり以上にその役割を果たさないことには家族というのは成立しないものだと考えています。この映画は壊れかけの家族の再生を描いてますが、観終わって自分の役割を振り返ってもらえたら」と観客に呼びかけた。
桜井賢太郎
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