「GOOD DESIGN AWARD 神戸展」がスタート 東京以外で初の大規模展開催 大賞はお寺のお供え物!?
関西ウォーカー
GOOD DESIGN AWARD 神戸展が12月24日(月)まで、神戸ファッション美術館にて開催中。GOOD DESIGN AWARDは1957年に創設され、アメリカのシカゴグッドデザイン賞などと並び、歴史の古い世界4大デザイン賞の一つ。これまでの受賞総数は45,000件を超え、日本を代表するデザインの評価・プロモーション活動である。

東京以外での初の大規模展となる本展。神戸市のユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市認定10周年と、神戸新聞創刊120周年を記念し、今回の神戸開催が実現した。2018年は応募総数4,789件。うち受賞が1,353件。その中から大賞と、特に優れたもの100点に贈られる「グッドデザイン・ベスト100」などが選ばれた。

神戸会場では「グッドデザイン・ベスト100」を中心に「グッドデザイン・ベスト100」の中から特に優れたものを選ぶ「グッドデザイン金賞」や、過去の受賞作から、時代を超えて愛されているものを再評価する「ロングライフデザイン」なども展示されている。



会場にはGマークトリビアが貼ってあり、展示とともに楽しむことができる。怪談で有名な稲川淳二が、実は工業デザイナーとしてグッドデザインを受賞していたという話も。他にも審査員の定年の話など、面白いこぼれ話が満載だ。

また、神戸展示特別バージョンとして、兵庫県の過去の受賞作を集めた「グッドデザイン兵庫」や、会場となる神戸ファッション美術館ならではの、身にまとうグッドデザイン「グッドデザイン・グッドファッション」のコーナーなどもあり、東京とは異なる神戸オリジナルの展示となっている。



2018年の大賞は「おてらおやつクラブ」が受賞。大賞は毎年1点のみ。審査員に加え、その年のグッドデザインの受賞者と、東京の展示の一般来場者の投票から、より多くの人が共感するデザインが選ばれる。「おてらおやつクラブ」は、貧困問題解決に向けてのお寺の活動。お寺に供えられた「お供え物」を、経済的に困難な家庭におすそ分けするというもので、お寺と地域の団体が連携してシステム作りをしている。おすそ分けには、お菓子だけではなく日用品も含む。


大賞受賞者としてスピーチに立った、特定非営利活動法人 おてらおやつクラブ マーケティング・寄付担当 興山寺副住職 福井良應(ふくいりょうおう)氏は「この活動を通じて、年間約10万人の子どもにお供え物が行き渡っている。3年ほど前からはユーハイムさんが1年に1回、1万個のバームクーヘンを備えてくれたり、フェリシモさんが取り組みに共感してくれ、コラボレーション企画が進行するなど、活動も広がっている。お供え物を渡すことによって、誰かが私たちを見てくれていると感じる人もいる。これからも地道に続けて行きたい。」と語った。お寺がグッドデザインを受賞するのは今回が初となる。

さらに今年は「グッドフォーカス賞」を新設。技術・伝承デザイン、復興デザイン、新ビジネスデザイン、地域社会デザイン、4つのテーマから合計12件が選ばれた。

実際に触ったり、新しいサービスや取り組みを知ることができるこの展示。売店では過去の受賞作品の販売も。幸せな未来をもたらすグッドデザインを、ぜひ見て体験してみてほしい。

■GOOD DESIGN AWARD 神戸展
期間:11月23日(祝)〜12月24日(月) 会場:神戸ファッション美術館 住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1 電話:078-858-0050 時間:10:00~18:00(入館は17:30まで) 休み:月曜日(祝日の場合は開館。翌平日休館) 料金:一般:1,000円、大学生・65歳以上:500円、高校生以下:無料
二木繁美
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