カレーうどんの下からとろろご飯! ボリューム満点の“豊橋カレーうどん”
東海ウォーカー
「B-1グランプリ」をきっかけに、富士宮やきそばがブームになるなど、全国で注目を集めているB級グルメ。今では、地元に根ざした新B級グルメも誕生し、町おこしに一役買っている。そんな中、愛知県豊橋市では“カレーライス+カレーうどん”という、ボリューム満点な新B級グルメが登場、“腹ペコ男子”にはたまらないガッツリ飯だ。
愛知県豊橋市では、100年以上の歴史を持つ名物・豊橋うどんをPRするために「豊橋カレーうどん」という新メニューを考案。一見、普通のカレーうどんの様に見えるが、なんと底部分にはご飯が! さらに、ご飯とうどんの間には、混ざらないようにとろろが挟まれていて、このとろろがカレーをマイルドに、食べやすくしている。“カレーライス+カレーうどん”という、意外なようで納得(!?)な組み合わせのこのメニューだが、地元での評判はどうなのだろうか?
この「豊橋カレーうどん」は今年4月に誕生。今では市内43店舗で販売されており、豊橋観光コンベンション協会・鈴木さんいわく「豊橋市民なら知らない人はいないくらいです!」というほど、地元では浸透している。また、店によってそのアレンジも多彩で、素揚げ野菜とチキンがトッピングされたオシャレなものから、自家製ラー油と焦がしチーズが入った変わりダネまで、バリエーションは実に様々。例えば、1965年創業の老舗「蕎麦匠 まつや」(愛知県豊橋市)の「豊橋カレーうどん」(900円)は、スープに鶏挽き肉のそぼろ味噌を加え、濃厚な味わいが特徴。また、チーズとトマトの程よい酸味が、アクセントになっている。
そもそも、なぜカレーうどんとご飯を合体させたかと言うと、「ごはんを中に入れることでカレースープを残さず食べられるようにしたんです」と鈴木さん。確かに、記者にもカレーうどんを食べる時、最後にスープだけが残ってしまった経験がある。そんな時、残ったスープをご飯と一緒に食べれば、一度で二度楽しめる、というわけだ。
「8月には全国ネットのテレビにも取り上げられ、全国各地から問い合わせがきています」(鈴木さん)というように、この「豊橋カレーうどん」は全国的にも徐々に注目を集め始めているようだ。そんな「豊橋カレーうどん」の5箇条というものがある。1.自家製麺を使用する、2.器の底から、ご飯・とろろ・カレーうどんの順に入れる、3.豊橋産ウズラ卵を使用する、4.福神漬又は壷漬を添える、5.愛情を持って作る、の5つで、この5箇条さえ守っていればアレンジは自由自在。ということで、豊橋には、バラエティ豊かな「豊橋カレーうどん」が実に43種もあるので、全制覇に挑戦してみても楽しいかも!? 【詳細は、9月7日発売号の東海ウォーカーに掲載】
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