TOKIO松岡昌宏が大阪府庁にやって来た! 「東京2020オリンピック・パラリンピック」フラッグ歓迎イベント
関西ウォーカー
11月30日(金)に大阪府庁にて、「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアー」のフラッグ歓迎イベントが行われ、松井一郎府知事、岩木均府議会議長、陸上競技の川田朱夏選手、ボッチャの田村常彦選手のほか、スペシャルアンバサダーのTOKIOの松岡昌宏、フラッグツアーアンバサダーの鹿島丈博が登壇した。
本イベントは、2016年10月から東京都内62区市町村や東日本大震災で被災した東北3県と熊本県にオリンピックフラッグとパラリンピックフラッグを届けたのを皮切りに、全国各都道府県に向けたフラッグツアーとしてスタート。この日、40番目の地となる大阪で、フラッグの引き継ぎや松岡と鹿島によるトークショーなどが行われた。

トークショーに松岡と共に登壇した鹿島は、これまで体操競技においてオリンピックで金・銀・銅と全ての色のメダルを獲得し、怪我に悩まされるも、復帰した経験を持つ。松岡から、そんな怪我に負けないメンタルの作り方について尋ねられると、鹿島は、「負けそうになってても、自分に負けない、やってダメだったらしょうがないと思えるとこまで、悔いが残らないことが大切」と話す。
また、アスリートにとってのオリンピックの印象を聞かれると、「オリンピックは自分の中で1番。目指す目標で、夢でした。注目されてるしみんなに応援していただいているので、他の大会と違う緊張感があった」と明かした。そこから、緊張について話が及び、アスリートと同じくこれまでたくさんの本番を経験している松岡は、「僕は緊張しないという自己暗示をかけますね。緊張すると何もできなくなるのはわかっているので、俺は緊張しないと言い聞かせますね」と語った。一方の鹿島は、「かなりの緊張しいなので緊張を受け入れます。まずは、自分が緊張しているということを認識して、しっかりと飲み込んで、挑みます」とそれぞれ緊張に対する対応策をもっていることが明かされた。
松岡から、体操競技で失敗した時も続けないといけないときに、どうやって切り替えるか尋ねられた鹿島は、「忘れることが大事。大会が終わってしまえばあとでいくらでも反省する時間はあるので、いったん忘れて取り組む」と答え、強い意志を感じるその言葉に松岡も感心した様子。

また、今後の活躍が期待されている川田選手と田村選手にアドバイスを求められた鹿島は、「現役の選手に恐縮ですが…」と言いつつ、「悔いが残らない練習や、日々の中での練習で、『あ、こうしておけばよかったな』って言うのを少しずつ減らしていくと、それが僕の中ではオリンピックに繋がったものだったので、そういうことをやってもらいたいのと、あとは僕ができなかったことなんですけど、選手村でいろんな交流をたくさんしてほしい。アスリートが1番楽しむってことが大事だと思います」と経験した者だから語れるアドバイスが送られた。

最後に鹿島は、「東京2020には多くの皆さんの応援が必要です。負けそうなときに皆さんの声援が後押しになって力を与えてくれると思っています。大阪でも多くの声援とご協力をお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願い致します」とメッセージを。
松岡は、「東京2020、そして2025年の大阪万博という明るいニュースで僕らも頑張っていけるのかなと思いますし、そして選手の方には、もちろん日本代表として背負っていかなくてはいけないものもたくさんあると思うんですけど、ぜひ背負いこみすぎずに、伸び伸びとしたプレーをしていただきたいと思いますし、そのために僕らもできることをしていきたいと思います。みなさんも一緒に応援しましょう。宜しくお願いします」と呼びかけた。

フラッグは、大阪府内では12月28日(金)まで巡回展示される。
町草告美
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