篠山紀信が写真集「première(プルミエール)」シリーズを3冊同時発売
東京ウォーカー(全国版)

12月1日、写真家・篠山紀信さんによる写真集「première(プルミエール)」が3冊同時発売され、GINZA SIX内「銀座 蔦屋書店」で発売記念イベントが開催された。
今回、被写体となったのは、芸能事務所スペースクラフト・エンタテインメントに所属する女優の結城モエさん、高尾美有さん、松井りなさんの3人。女子大生ユニット「キャンパスクイーン」を卒業した彼女たちが、自分たちの“生きる美の一瞬”を作品で表現。「親戚や女の子の友達が見ても『ステキですね』と言ってもらえるような写真集」に仕上がっているが、初めてのヌード写真集に強い覚悟をもって挑戦している。
今年、慶應義塾大学を卒業した結城さんは、「表現者になりたいという気持ちで芸能活動をしていたはずなのに、ドラマの仕事で『自分が周りからどう見られるか』ばかりを気にしてしまって、自分を出すことが怖くなってしまった」という心境を明かし、「全てをさらけ出すことへの恐怖や葛藤を乗り越え、写真集が完成した時に、『これが表現することなのか』とわかり、女優として生きていく覚悟を決めることができました。この感覚を知らない半年前には絶対に戻りたくないです」と力強く語った。

高尾さんは、「いつでも笑っている自分が一番いい自分だと思っていましたが、この撮影を通して、篠山先生から私の笑顔の中には悲しみや怒りも込められているということに気づかされました。いつもの笑顔の私ではなく、写真のどのページでも今まで見せたことのない私を見ていただけると思います」と、気持ちの変化を話した。
松井さんは「悩んでいる全ての人の心を動かせるような、一滴の潤いになればいいと思っています」と完成した写真集について語り、「篠山先生はお父さんみたいな存在です。今すぐハグしたいくらい! 今度は『松尾を撮らせてくれ』と言ってもらえるように、女優として活躍することで感謝の気持ちを伝えていきたいです」と、篠山さんへの感謝の気持ちをコメント。
撮影した篠山さんの「無名な女優だからこそのピュアさ、穢れのなさをそのまま表現した。彼女たちのありのままを撮影した結果、最高の作品ができた」というコメントからも、今回の3人の写真集が自信作であることが伝わってくる。
19年1月23日(水)には、本シリーズのスペシャル版として、篠山紀信写真集「première ラリューシュの館 結城モエ・松井りな・高尾美有」の発売も決定。清原芸術村(山梨県)を舞台に、有名な画家・建築家の作品と共にセッションしたアート写真集に仕上がっている。
文=田中隆信
ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一
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