東京23区内で“うぐいす色”の源泉かけ流し!都心日帰りでくつろげる「さやの湯処」
東京ウォーカー
寒さが身に染みるこの季節は、一年の中でも特に温泉が恋しくなるもの。温泉旅行に行きたいけれど時間がない…。そんな時にぜひおすすめしたいのが、東京都板橋区にある日帰り温泉施設「前野原温泉 さやの湯処」だ。

天然温泉を楽しめる施設は、意外と都内にも多くあるが、「前野原温泉 さやの湯処」は温泉、雰囲気、食事、どれをとっても満足度が高く、日常を忘れてリフレッシュしたい時にぴったり。最大の魅力は何と言っても、都内では珍しい“うぐいす色”の源泉かけ流し温泉だ。

露天風呂は、「つぼ湯」や「寝ころび湯」など数種類あり、すべての浴槽で温泉を堪能できる。その中の1つが厳選かけ流しの浴槽になっており、うぐいす色のにごり湯は風情満点。温泉は塩分濃度が高く、上がった後も体がポカポカと温まっているのを実感できる。

内湯は温泉ではないものの、肌がスベスベになる効果が期待できる高濃度炭酸泉や、各種ジェットバス、水風呂など種類豊富。また、ドライサウナに加え、漢方薬草を用いたスチームサウナも備えている。その他、貸し切りで利用できる半露天檜風呂「離れの湯『燈』」(1時間2000円)もある。

温泉だけでなく、施設2階にある「岩盤処」(720円/岩盤浴着、岩盤用大判タオル付き)も魅力的。「岩盤処」は4つの部屋に分かれており、高温岩盤浴の「夏」、中温岩盤浴の「秋」に加え、暖かく快適な室温の部屋に仮眠マットが並ぶ「春」、火照った身体をクールダウンできる「冬」がそろう。

「夏」はブラックゲルマニウムなど3種類の石が、「秋」は薬宝玉石が使用されている。「岩盤処」の料金は、岩盤浴着と岩盤用大判タオルが付き、720円。時間制限なく利用できる点もうれしい。

温泉で温まり、岩盤浴で心地よく汗をかいた後は「お食事処 柿天舎」へ。昭和21年に建てられた個人の邸宅を再生した、昔懐かしい佇まいに心がほっと和む。

看板メニューは、挽きたて、打ちたて、茹でたてにこだわった十割そば。厳選された国産そば粉の風味が豊かに感じられ、喉ごしも良い。「せいろ」(630円)以外にも、「天ぷらせいろ」(1040円)や「せいろ海鮮丼」(1680円)など、セットメニューも豊富だ。

温泉にゆっくり浸かり、自慢の日本庭園を眺めながら、おいしい料理を味わう幸せなひと時。まるで温泉旅行へ来たような、非日常的な気分を味わえることだろう。
「前野原温泉 さやの湯処」の入館料は、平日870円、土日祝日1100円(小学生以下は平日550円、土日祝日750円)。この冬、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
水梨かおる
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