“台湾のやしきたかじん”も来日!1000個のランタンが夜空を彩る台湾台南観光イベントが大阪で今年も開催!
関西ウォーカー
400年以上の歴史があり、台湾で最も古い都市といわれる台南の魅力を発信する観光PRイベント「神に照らされたところ・台湾の台南」が、12月14日より大阪・中之島公園バラ園と大阪市役所内で開催。期間中にコンサートを行う台湾を代表するシンガーソングライター謝銘祐(シェミンヨウ)がプレイベントに参加し、関西初となる公演に向けた意気込みを語った。

今回で4回目の開催となる本イベント。豊富なコンテンツを通して、台湾・台南の歴史や文化を肌で感じることができると、過去の開催でも多くの来場者の心を掴んだ。人情の街である大阪と大らかな性格の人が多い台南は親和性も高く、会場の雰囲気もフレンドリー。 今回はイルミネーション、コンサート、展示会と3つの大きなトピックスで展開される。

開催に先駆けて開かれたプレイベントでは、台南市政府観光旅游局の局長・王時が「日本は災害の多い1年でしたので、台湾の神様が日本にもやってくるように」と今回のテーマ「神に照らされたところ」に込められた思いを語った。また、本イベントを通じて「台南は伝統や革新的なものに溢れている。自然・人・未来などいろんな台南を知ってほしい」と願いを明かした。

本イベントの目玉なのが15日(土)に開催されるコンサート。台湾金曲奨(ゴールデンメロディーアワード)で2つの賞を獲得した台南育ちの台湾語シンガーソングライター・謝銘祐(シェミンヨウ)が、関西では初となる公演を開催。過去の開催時に謝銘祐の曲を会場BGMにしていたところ、問い合わせが殺到したことから、満を持しての本人登場となる。プレイベントでは台南の街を歩いて書き下ろしたナンバーなどが披露され、台南の風景を感じさせてくれるような優しい歌声で会場を包み込んだ。

演奏後の謝銘祐が取材に応じ、日本と台湾との深いつながりを感じると話し「曲を通じて私の故郷でもある台南を感じてほしい。台湾に来る際には台南にも来てほしい。そのきっかけになれるように演奏します」と初の関西公演に向けた意気込みを明かしてくれた。フォークやブルースを思わせる曲調は、まさに“台湾のやしきたかじん”。ソウルミュージックが根付く大阪の人の耳にもきっと馴染むはず。

ほかにも中之島公園バラ園では、台湾市民によりペイントされた約1000個のランタンが夜空を彩る幻想的なイルミネーションが楽しめる。また、台南の5つの寺院から複数の国宝級の絵師により製作された門神(門を守る神)を見ることもできる。大阪市役所内では、台南のクリエイターたちが手がけた色彩豊かな作品が展示。もちろん、台湾グルメやお土産なども揃っている。多種多様な 「Made in Tainan」を感じてみては。

山根翼
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