松田 凌が地元・関西に登場「自分の夢が叶う第一歩となる作品に」 映画「ONLY SILVER FISH-Water tank of MARY’s room」大阪舞台挨拶
関西ウォーカー
舞台「煉獄に笑う」や「戦国BASARA」シリーズの人気舞台演出家・西田大輔が初メガホンを取った映画「ONLY SILVER FISH-Water tank of MARY’s room」が現在公開中。2018年1月に紀伊国屋ホールで上演した舞台版をもとに「映画だからできること」を考え、新たに執筆し直し、舞台版と同じキャストにて挑んだ本作。12月15日(土)大阪市北区のシネ・リーブル梅田にて、公開記念舞台挨拶が開催され、上映後に黒ネクタイの男を演じた松田 凌、ユキ役を演じた皆本麻帆が登壇した。

劇中と同じ衣装で登場した2人。まず松田が「朝早くから有難うございます。今日は少しの時間ですが、楽しく過ごせたらなと思います」と第一声。皆本は「朝早い時間から本当に有難うございます。どうぞ宜しくお願いします」と挨拶した。
大阪の印象について松田は、自身が尼崎出身であるため「地元というか、自分のホームグラウンドだなという感じ」と述べた。一方皆本は、「梅田駅がもう…一生目的地にたどり着けない。絶対待ち合わせられないという印象がある」と述べ、会場の笑いを誘った。

完成した映画を観ての感想として、松田は「もう全く理解ができなかった」と述べると、皆本もすかさず「同じくです」と同意、続けて松田が「それが西田大輔監督の狙いでもあるんですけれど…みなさんがどういった解釈で答えを見つけてくれるかというもので、謎が多い作品だと思う」と語った。
自身の役を改めて客観的に観て皆本は「ユキはめっちゃ愛されてるな、幸せだなと思った」と述べた。松田は「静かだなということと、叫び声がすごく甲高いなと思った」と言い、会場が笑いの渦に包まれた。
作品のあちらこちらに演出がちりばめられている本作。「それがヒントとなるか、ミスリードとなるか…それを紐解いていくとすっきりする」と述べる松田。続けて「自分たちが知らなかったことをお客さまがわかっていらっしゃったりして、『なんだその解釈!』というのもあった」と驚いたことを明かした。

MCより、2025年大阪万博開催が決定したことにちなんで、「2025年、どのような俳優になっていたいか」という質問を投げかけられると松田は「来年年号が変わり、7年後には万博があるということで、時代は変わっていくと思うのですが、そういった中でも名を残していける俳優になれたらいいなと思う。そして、質問していただいたことを7年後に『名を残せるようになりました』と言えるようになれたらいいなと思う」と語った。続けて皆本は、「太陽の塔の様な俳優になれれば…」と述べると拍手が起き、「60年先も思ってもらえる女優になれたらと思う」と明かした。

最後に、松田は「先ほども少し話したのですが、みなさんの解釈で、僕たちも知り得なかったような答えまで生まれてきたりして、こういったことでまた新しい可能性を感じましたし、自分の夢が叶う第一歩となるような作品にしたいので、是非最後までご協力、ご支援いただけると幸いです」とあいさつ。
皆本は「私自身が今楽しい時間を過ごさせていただいて本当に嬉しい気持ちでいます。映画も一緒に盛り上げていただけたら嬉しく思います」とコメントした。
南華凛
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