「関東学院大学×崎陽軒×横浜ウォーカー」のコラボ手みやげプロジェクト、試作品が完成!

横浜ウォーカー

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関東学院大学と崎陽軒、そして、横浜ウォーカーがタッグを組んで、コラボ商品を開発する「コラボ手みやげプロジェクト」。2018年9月の初回打ち合わせで決めたコンセプトをもとにし、2018年12月に学生たちの企画案を具体化した試作品が完成した。学生たちと崎陽軒の打ち合わせの様子をのぞいてみよう!

本日の一番の議題は試作品の試食と検討


2018年8月に行われたプレゼンテーション審査で、今回のプロジェクトに参加するチームが、関東学院大学・真保智行(しんぼ・ともゆき)ゼミナールの岡野チームに決定した。今日は、その学生6人と真保先生、崎陽軒からは広報・マーケティング部と横浜工場の新製品開発室のスタッフ、デザイナーの計3名が集まり、商品開発について打ち合わせをすることに。崎陽軒は試作品も持ってきたとのこと。どんな商品になっているか期待大!

今回が2回目の打ち合わせ。今日はいよいよ試作品を味わえるとあって、「楽しみにしていました」と学生たち


コンセプトは「横濱の女性がホッとひと息できる、暖かな色合いの手みやげ」


最初に、今回のコラボ手みやげを開発するにあたり、購入者のターゲットや基本コンセプトを確認。

●メインターゲット:20代後半~30代前半。女性。横浜・東京在住、または勤務。SNSでの発信により 10~20代、口コミによる40~50代にも期待。

●購入シーン:友人・同僚への手みやげ。横浜の地域色を出すことによって、遠方への手みやげだけでなく、観光客の購入にも期待。

●キーワード:「横濱/女性」「ホッと」「暖かな色合い/カラフル/パステル」

目指すは、「甘酸っぱいフルーツフレーバーを、もっちり生地で包んだ菓子」だ。これらの認識がズレてしまうと、商品を具体化する際にどんどん違うものになってしまうので、全員で十分に確認することが商品開発成功のカギとなる。

「和風」? 「洋風」? 商品の特徴を多くの人に伝えられるよう、言葉ひとつひとつにこだわりを見せる学生たち


カラフルな3色の丸い菓子。その見た目、味は…!?


続いて、学生の企画案に沿って崎陽軒が試作した菓子をみんなで試食。試作品は原料の仕入れ、コスト、工場の生産ライン、販売される環境などを考慮しながら、1つずつ手作りしたという。第1回目の試作品の内容は以下のようになった。

【構成】外側は小麦粉を主とした生地、中身はフルーツジャム。

→当初の学生の企画案では、外側が求肥、中身がコンフィチュールだったが、どちらも希望している球体には向かない素材のため、変更された。球体を保つため、生地とジャムの間に白あんを使用したのもポイント。日持ちを考慮して蒸すのではなく、焼き上げてある。

【フレーバーと色】あんずジャム(オレンジ色)、ラズベリージャム(赤紫色)、レモンジャム(黄色)の3種・3色。

→当初の学生の企画案では、イチゴ、あんず、パインの3種だったが、イチゴはより高級感とオシャレ感のあるラズベリーに変更。パインは既存商品があるため、他のフレーバーを検討した。

【大きさと形】1個25~30 グラムにて調整中、球体。

→当初の学生の企画案では、1個20 グラムだったが、中身のジャムをより多く入れられるよう、大きさを調整。

色鮮やかで、かわいらしい球体の試作品を見た瞬間、学生たちから「わーっ」と歓声が上がった。第一印象はまずまずのようだったが、このあと、学生たちと崎陽軒が熱い議論を交わすことに!

第1回試作品。カラフルで美しい3色が目を引く


議論が白熱! 「3種の色と味わいをより楽しめるように」


まず色について、「ラズベリーの赤紫色は、当初考えていたガス灯の炎のイメージと違う」と、意見を述べる学生。もっと鮮やかな赤色にしたいという。これに対し、崎陽軒は「安心して食べられるように天然の着色料を使っているので、真っ赤な色を出すのは難しい。日が経つうちに退色する欠点もある」と回答。これは、この後も続く試作の課題となった。

そして、味。ひと口食べた学生からは「もちっと甘い生地と、フルーティーなジャムのバランスがいいですね」と高評価。他の学生からは、「あんずはもう少し酸っぱくてもいいかな」「レモンはもう少し香りや色を出したい。もっとレモンピールを入れることはできますか?」との声も。さまざまな意見が飛び交ったが、最終的に、甘味を感じられるあんず、酸味があるラズベリー、さわやかな苦味も楽しめるレモンと、3種の特長をより前面に打ち出し、異なる味わいを楽しめるように調整することとなった。

試作品を味わう学生たち。「果実感をもっと出したい」などの意見も出た


横浜のガス灯をイメージしたパッケージも決定


学生たちは当初、マッチ箱のようなスリーブ箱で、商品1個ずつに仕切りの付いたものを考えていた。が、崎陽軒の提案により、仕切りは少なくし、半透明のプラスチックでふたをするパッケージに決定。スモーク仕様のプラスチックふたから、個包装されたお菓子の色が透けて見えるスタイルが、学生たちがこだわっていた「横浜のガス灯」からほのかに光がもれるイメージとぴったり合致した。

パッケージは、高級感・特別感を出すために、黒や茶色、エンジ色を主に使用することに。だんだん商品が形になってきた!

崎陽軒のスタッフが、複数の箱のサンプルを学生たちに見せながら、パッケージについて説明


みんなの意見を聞いた学生が、即座にタブレットを使ってデザインを描き始めた


このあとの大きなミッションは、商品名を決定すること。これが決まれば、あとは完成も間近だ。「関東学院大学×崎陽軒×横浜ウォーカー」のコラボ手みやげの発売は2019年3月を予定。店頭に並ぶ日が楽しみだ。【ウォーカープラス/PR】

【取材・文/岡田知子(BLOOM) 撮影/島本絵梨佳】

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